内容説明
「法話の寺」の名物住職があなたに語りかける。はじめてわかる『般若心経』の真髄、待望の続編。
目次
凡夫の成仏が仏教のめざすところ
『般若心経』を理解するキーワード
無常と言わず、なぜ「空」と言うのか
「諸法」は我々の生命活動、そして人生だ
不生不滅の風景…「時」が見える
不垢不浄の風景…「生き方の貴賎」が見える
不増不減の風景…「人生の浮沈」が見える
観自在菩薩は「自我」と「教え」に執着しない
観自在菩薩は「教え」さえも捨て去る
「空」の観念に執着する者を癒す薬はない〔ほか〕
著者等紹介
太田真照[オオタシンショウ]
1947年生まれ。74年、駒澤大学仏教学部卒業後、駒澤大学大学院に進み、修士・博士両課程を修了。文学修士。専攻はインド仏教学。高校の英語教師、出版社の企画編集者を経て、高野山真言宗寺院・遍照寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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