内容説明
我が国における単身赴任者数は４０万人とも言われている。もはや誰もが一度くらいは経験するほど単身赴任は当たり前のこととなっているが、終身雇用制の崩壊した現在、サラリーマンの考え方も変えざるを得ない。本書では、第１部・第２部で単身赴任生活の上手な過ごし方、楽しみ方を比較文化論・エッセイ風にまとめ、第３部では単身赴任、特に中高年者の長期単身赴任の問題点について述べた。
目次
１ 大阪一人暮らし（あるアメリカ軍人；五箇条のご誓文；ラジオとテレビ ほか）
２ 二度目の単身赴任（転勤辞令；女性の時代；贅沢 ほか）
３ 単身赴任についての考察（出稼ぎ；単身赴任の条件；単身赴任、行くべきか、行かざるべきか ほか）
著者等紹介
才園哲人［サイエンテツト］
本名、好田肇（よしだはじめ）。１９４６年東京生まれ。東京大学卒業後、上場バイオ系企業にて研究および研究開発統括業務に従事。研究本部部長を経て、現在バイオベンチャー企業監査役。農学博士。日本農芸化学会、日本免疫学会、日本癌学会会員
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