内容説明
戦時下で、父と母が生きたしるしを記録した「想いあい」遺稿集。
目次
第1章 戦争当時の記(召集令状;夫からの便り ほか)
第2章 戦地からの便り(北支那部隊に配属;大陸の夏 ほか)
第3章 遺留品(戦死者遺留品通牒;遺留品明細書 ほか)
第4章 駄作帳より(短歌;俳句)
第5章 母の日記帳(昨夜見た夢;思い出の父上 ほか)
著者等紹介
伊藤行和[イトウユキカズ]
1940年5月、千葉県横芝町に生まれる。父の転勤で茨城県前渡村に転居、乳幼児期を過ごす。1941年、父、戦地へ。戦後、福島県に移り浪江町で高等学校卒業まで学ぶ。1959年、専修大学商経学部経済学科二部入学。三年次、立正大学文学部地理学科二部編入学。民間企業数社に勤務しながら1963年3月同大学を卒業する。同年4月、福島県公立高等学校教員として採用され、県立会津女子高等学校を振り出しに七ヵ所勤務の後、県立聾学校長、県教育庁養護教育課長を経て、県立磐城女子高等学校長を最後に2001年3月定年退職となる。現在、学校法人昌平黌に勤務
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