出版社内容情報
いつもやさしく、ユーモラスに信仰の眼で綴った病床日誌。・・・・・「さらに私は原子爆弾の爆風に吹き破られた窓ガラスのかけらで右半身に多くの切り傷を受け、いちばん深いのが右側頚動脈を切られた傷でした。それは取りあえず外科の調教授が組織縫合を施して血を止めて下さいました。それからのち私は包帯で多くの傷を守り、つえをつき、仲間に助けられながら、西浦上の原子爆弾症患者の手当てをして周りました。」 213頁 (011)
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