内容説明
ベンガル地方の片田舎の、貧しいバラモンの家庭に生まれ育った少年オプー。姉ドゥルガの死、森や河との交わり、村人の暮らし。自然と人間とのいとなみが、少年の心の躍動とともに描かれるこの大河小説は、インドのみならず、世界に誇る田園文学の傑作である。
著者等紹介
林良久[ハヤシヨシヒサ]
本名、永井保(ながい・たもつ)。1953年生まれ。ベンガル文学専攻、翻訳家。1976年、ベンガル文学読書会の大西正幸、渡辺一弘らとガリ版刷りの同人誌『コッラニ』を創刊、2000年刊の第一六号まで編集に携わる。2000年10月、死去。享年47(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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