目次
EUにおけるフロンティアの意味
1 ひとつのヨーロッパ―意識と現実(近世ヨーロッパのフロンティアと国際法の思想―オランダ東インド会社とフーゴー・グロチウスの自然法的私戦論;ナポレオンとヨーロッパの統合―ヨーロッパという理念)
2 EUのフロンティア―内と外(拡大EUのフロンティア―ポスト冷戦秩序の再構築・規範と現実;フロンティアからみた北欧・EU関係―その歴史的展開と可能性;帝国かヨーロッパか―チュニジア国内自治とフランスの対ヨーロッパ統合対策、1950‐1956;バルト諸国の消滅と復活―ヨーロッパとロシアの狭間で;オレンジ革命以後のウクライナの内政と外交―ヨーロッパの将来とソヴィエトの過去の狭間で;EUの辺境とトラフィッキング;ローマ、そしてヤウンデへの道―黎明期のEU開発協力政策;欧州における国境を超えた新たな統治能力の創造)
著者等紹介
山内進[ヤマウチススム]
一橋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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