内容説明
「ミスター文部省」と呼ばれた男が初めて語る「教育現場の真実」!「どうすれば子どもたちの現状を救えるのか?」この書を読まずして「教育改革」は論じられない。
目次
第1章 「ゆとり教育」バッシングはなぜ起こったか?(生涯学習の時代に突入;成長の時代の教育ではやって行けなくなった ほか)
第2章 役人として教育に関わるということ(時の政権と官僚との関係;小泉政権下の公務員叩き ほか)
第3章 多様な人間を、公正に教育するには?(障碍児に、学校の二重在籍制度は?;小規模校だって存続できる ほか)
第4章 格差時代を生きぬく教育(違いがあるのが当たり前、という前提;その上で事実を教える ほか)
著者等紹介
寺脇研[テラワキケン]
1952年福岡市生まれ。75年文部省入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、文部省高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房政策課長、文部科学省大臣官房審議官生涯学習政策担当を経て、2002年文化庁に転出、文化部長。2006年3月末、退職を準備していたところ、当時の小坂憲次文科大臣に特命を与えられ文科省に戻り、大臣官房広報調整官。同年11月、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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