内容説明
見てみい、あの舟はこっちの岸に来るための渡し舟や。流れを渡る時、船頭さんは竿をシッカリ川底につけてキバッテ漕ぐ。力を抜いたら舟は下流に流されて、こっちの岸につかんからや。テツ、あの舟の船頭の気持ちにならなあかん。世の中で一番怖かった婆ちゃんの深い愛を知った時、悪ガキ“テツ”は立ち直った。婆ちゃんと悪ガキテツの物語。
著者等紹介
松尾公夫[マツオキミオ]
1935年4月兵庫県生まれ。現在、経営コンサルタント、損保代理店
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



