目次
第1章 森の植物園への招待(今なぜ「都市・森・人」か?;都市近郊につくられた森の植物園;植物園で生きものの営みを調べる)
第2章 森の植物園の植物たち(草木植物のレフュージアとしての植物園;在来タンポポの保全と雑種の問題;野生シダ植物の多様性と植物相の変化)
第3章 森の植物園の動物たち(植物園を利用する動物たちのくらし;市民参加で調べたクモ相の多様性;キタキチョウの越冬環境としての植物園;通年調査が明らかにする野鳥の動態)
第4章 炭素をめぐる人と森の関係(森林のCO2固定機能;森林のCO2吸収量を測定する;森の植物園におけるCO2のゆくえ;観測結果が導く人と森のあり方)
第5章 森の植物園からの提言(森の植物園の2つの機能;大都市近郊の里山を擁する環境のまち・交野から;都市・森・人がつながる未来のために)
著者等紹介
植松千代美[ウエマツチヨミ]
大阪市立大学大学院理学研究科(理学部附属植物園)講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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