内容説明
名古屋の廓に住む遊女、店先を彩る町娘。彼女たちの息づかいが聞こえる…!気鋭の現代恋愛小説家が描く尾張宗春時代の恋模様。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
44
堀田さんの時代物、とっても気に入りました。もっともっと挑戦してもらいたいです。名古屋弁を墨字で表記するってとってもまどろっこしく難しいだろうなぁと読みながら感じましたが、これがまたいい味を出している気がする。廓の中の狭い世界でも生きるの死ぬのと日々騒がしい中でも、どこか真っ直ぐな女たち多い。そして男を愛する気持ちはそこらの女よりも一途かもしれない。あとがきにあった様々な状況の中で揺れ動く人の心が美しい。本当にその美しさを読者に感じさせてくれています。堀田さんの通り一遍じゃない時代小説のファンになりました。2012/11/05
ぺしみち
1
ネイティブですらやや難解な(と言うか文字にすると読みにくい)名古屋弁。話はまあまあ。2025/03/05
春野桜子
1
時代劇でも、このひとらしい、心理描写が最高★2013/11/29
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