近代日本と帰化制度

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近代日本と帰化制度

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784874409800
  • NDC分類 329.91
  • Cコード C3036

内容説明

『在日外国人と帰化制度』の続編。両者をあわせることによって、明治初期から現代までの帰化制度の実態が明らかになる。またことのことは、十年来取り組んできた作業に一定の終止符が打たれたことも意味していると考えている。終章でも指摘したように、現在我が国は「人口減少」という未経験の現象に直面している。今後の研究者としての「十年」を見通した場合、本書で明らかにしたような歴史を念頭にしつつ、中長期的未来の「人の移動」のあり方について、真剣に考え、その考えを公表していきたいと思う。

目次

序章 近代国民国家体制における「人の移動」と「帰化制度」
第1章 帰化制度成立前の「特別の詮議」による帰化
第2章 明治国籍法の成立と帰化制度の誕生
第3章 近代日本の帰化許可者華人・宣教師・欧米系移民
第4章 「特別の功労」による帰化
第5章 近代日本の帰化行政と帰化手続
第6章 明治国籍法から昭和国籍法へ―旧植民地出身者の国籍処理を中心に
終章 近代日本、「人の移動」と帰化制度

著者等紹介

浅川晃広[アサカワアキヒロ]
1974年神戸市生まれ。1996年神戸市外国語大学卒業。1997年オーストラリア国立大学留学。1999年大阪大学大学院修士。2002年から2004年在オーストラリア日本大使館専門調査員。2005年より名古屋大学大学院国際開発研究科講師。同年博士(学術)学位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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