目次
第1部 コーパスに基づく日本語のモダリティ研究(日常会話コーパスを活用した丁寧さ・対人モダリティの生起要因とその実態の解明;書き言葉コーパスに見られる「てもいい」の用法―頻度とコロケーションを考慮した文法記述;諸方言コーパスに見るモダリティ形式のバリエーション―推量表現の地域差;通時コーパスに見るモダリティ形式の変遷;学習者コーパスを活用したモダリティ研究―日本語学習者の「かなと思う」の発達;『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に対するモダリティアノテーションとその分析)
第2部 多角的な視点から見た日本語のモダリティ研究(モダリティとイントネーション;条件付き命令・依頼文―日本語条件文のモダリティ制約再考;名詞修飾表現から見たモダリティ;主題・とりたて表現とモダリティの呼応―日本語とスペイン語の対照研究;脳科学から見たモダリティ―コーパスと事象関連電位計測から見た証拠性とモダリティの意味的差異)
著者等紹介
田窪行則[タクボユキノリ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(1980年)。博士(文学)。現在、国立国語研究所所長
野田尚史[ノダヒサシ]
大阪外国語大学大学院外国語学研究科修士課程修了(1981年)。博士(言語学)。現在、国立国語研究所日本語教育研究領域教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。