映画放浪記

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784873762678
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

目次

黄金狂時代―天才が死物狂いで作った映画
キートンの大列車強盗―メランコリーなキートン
西部戦線異常なし―反戦映画の草分け
巴里の屋根の下―パリの下町の詩
フランケンシュタイン―怪物の歩きざまは花菱アチャコみたいだ
会議は踊る―主題歌だけは知ってる筈
魔人ドラキュラ―ドラキュラ映画の古典
暗黒街の顔役―これに惚れて映画に惚れた
フリークス―映画史上ただ一本の珍品
グランド・ホテル―伝説のグレタ・ガルボの魅力〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

uburoi

1
前に持っていたのが『色川武大の御家庭映画館』だった。『麻雀放浪記』の作者(筆名が違うけど)だけに『映画放浪記』となんとも単純思考的タイトル替えで再刊されていたとは知らなかった。何度読んでも滋味に富む映画ばなしの数々。H・D・スタントンみたいな脇役専門の役者たちに注ぐ温かい視線が嬉しくなる。生前バコールと対談して酒に誘われていたとは。キートン、チャップリンの時代からウディ・アレンまでの71本。観てない作品もあり見直したい作品も多いが、さっそく観たのがロバート・ワイズ監督『傷だらけの栄光』1956だ。2022/08/23

ハンギ

0
無声映画からエイリアンまで論評した本。麻雀放浪記の著者の色川武大が映画通とはしらなかった。戦争前はぱっとしなかった俳優が戦争が終わってハリウッド映画が再び日本に来るようになると、スターになってたから驚くという話は生々しい。読んでいくうちに気がつくけど、書き方のせいか結構ワンパターンな気がしてしまう。雑誌の連載のような短編の評論集です。小ネタを挟みつつ自分の直感をもとに映画を批評するのは昔の評論のやり方なので、好き嫌いが別れるかも。知識が補完されたので読む価値はありました。当時の雰囲気もよく分かります。2016/05/15

にく にく

0
6時間で読了。2013/05/26

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