目次
総論 日本と琉球の歴史景観と地理思想
東アジア世界としての古代飛鳥と広域的都市計画
風水都市としての紫香楽宮と方格地割
長崎唐人屋敷の景観と構造―中国風囲郭街区への改造
琉球における石敢當―那覇市首里地区を事例として
那覇市壼屋地区の曲線道路と石敢當
石敢當の伝播と拡散にみる琉球と日本―奄美諸島を中心として
今帰仁城近接地からの集落移動と格子状集落今泊の形成―土地所有からみた分析
琉球の歴史的集落今泊の景観と保全
奄美大島龍郷町の集落と石敢當
神の島、古宇利島の集落と伝統的地理思想―琉球としての再認識と強調
日本における天妃信仰の展開とその歴史地理学的側面