内容説明
自然災害は地球の息吹。日本は火山・地震のメッカ。避けられない災害に地域や自治体はどう向き合うのか。「減災」を発想の機軸に、地域の連携を説く。阪神・淡路など悲惨な災害の教訓と、岩手山火山噴火危機を地域で乗り越えた著者の実践が伝わる。災害対策の人材育成・継続性・計画性など自治体の弱点を克服する必携の書。
目次
序章 「私と地域防災とのかかわり」(「象牙の塔からINSへ」;「大学の資産を地域に生かす」 ほか)
第2章 「自然災害は地球の息吹である」(「自然災害で国土ができた」;「さまざまな自然災害の形」 ほか)
第3章 「自治体は何をなすべきか」(「地震災害の形態はさまざま」;「阪神・淡路大震災に学ぶ危機管理」 ほか)
第4章 「1998年岩手山噴火危機での災害対応の実際と教訓」(「火山災害の特徴」;「岩手山ことの始まりと経緯」 ほか)
第5章 「減災の四角錐安全を守る連携の形」(「岩手で実践された減災の四角錐体制」;「あらゆる自然災害へ適用ができる」 ほか)
著者等紹介
斎藤徳美[サイトウトクミ]
岩手大学副学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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