憑依と呪いのエスノグラフィー

憑依と呪いのエスノグラフィー

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784872942170
  • NDC分類 387
  • Cコード C3039

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

12
人類文化基礎演習のプレゼンで憑き物について調べようと思い、資料として借りました。本書は佐渡村のムジナの存在や憑依についての時代による人々の認識の変化とそれに対する新たな解釈、拝み屋にも似たアリガタヤについて研究されている。しかし、語る時の間や相槌の入り方などを分析したり、語ることと語り手が理解していることや伝統との実質的な差異とその差異が語りの正当性を補強していることへの考察などフィールドワーク研究のやり方も教えて貰えました。2012/09/29

★★★★★

6
ムジナが人に憑くとする佐渡の信仰について事例を採取し、それに人類学・社会学的分析を施すことで、日本というフィールドに新しい解釈の地平を開こうとする論考。聞き取り調査の過程そのものに会話分析を適用して、相互行為の中で「伝統」を規範にしつつ語りの正当性が形成されてゆく様子を明らかにした浦野論文が、個人的には示唆的でした。むかーし非常勤で来てた梅屋さんの授業受けたけど、すごいイケメンだったなー。どうでもいいけど。2010/03/24

ヨシツネ

1
分析が雑だが憑き物に関する事例が豊富 佐渡のムジナに関する内容2018/05/06

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