目次
個人主義と共同体主義の両面的乗り超え
第1部 個人と社会の関係をめぐる探求(個人的関係の性格を類的なものへ変容する;個人と社会の即融を本来的姿と見る;唯物史観が捉える人類史の本源と未来 ほか)
第2部 個別と共同を媒介する関係の探求(マルクスのアソシエーション論とは何か;資本制経済の根底に計画経済の基礎を見る;資本制生産に潜在する2つの連一関係 ほか)
第3部 個人主義と共同体主義を超えるための所有関係論(郵政の「民営化」と「私有化」;個人の自立化において近代社会を捉える;個別と共同を媒介する所有関係の探求 ほか)
著者等紹介
元田厚生[モトダコウセイ]
1943年北海道生。東北大学大学院経済学研究科博士課程修了。札幌大学教授、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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