出版社内容情報
0歳 気付けばボクは生まれていた―。
挫折と希望、喪失と再生を繰り返す「坂道」のようなある男の人生。
長編詩とヨーロッパの街角を切り取った写真、朗読すべてをドリアン助川が
手掛けた最新話題作。
1990年代にパンクロックに乗せて詩を叫ぶ「叫ぶ詩人の会」のリーダーとしてデビュー。
ニッポン放送「正義のラジオ ジャンベルジャン!」の人生相談が当時の中高生の間で大きな話題になったり、TV「金髪先生」で英米ロックの歌詞をわかりやすく解説したりなど様々な活動で知られるドリアン助川氏。
近年は文筆家としての活動が主となっていたが、小説「あん」が河瀬直美監督によって映画化されると口コミにて支持が広がり、作品の高評価も相まって原作本もロングセラーに。
今や新作の待たれる作家のひとりとなっている。
今作は、ある男の一生を綴った長編詩に、ドリアン自身がヨーロッパ各地で撮影した「坂道」を中心とした写真をミックスした書籍と、その詩を「叫ぶ詩人の会」の盟友、きりばやしひろき氏の音楽プロデュースによるサウンドトラックに乗せて朗読をしたCDをセットにした作品。
「あん」からのファンのみならず「叫ぶ詩人の会」の彼を知るファンにも届く内容の作品だ。
小説「あん」もフランスをはじめ世界各地で翻訳版が出版されており、海外のユーザーに向けて書籍のテキスト部分およびCDの朗読パートには英仏2ヶ国語のバージョンも追加収録予定。(朗読はネイティブスピーカーによる)
?ドリアン助川/ポニーキャニオン
ドリアン助川[ドリアンスケガワ]