ヴィレッジブックス
偽りの顔たち―イヴ&ローク〈35〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 674p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784864912327
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

一年前に起こったアイコーヴ事件が映画化され、ハリウッドへ招待を受けたイヴたち。顔も仕草もそっくりな俳優に囲まれ、居心地の悪さを隠せないNYPSDの面々だったが、その夜の夕食会でピーボディ役の女優の溺死体が発見される。彼女はトラブルメーカーとして有名で、今回の現場でも多くの恨みを買っていたらしい。容疑者は演技に熟達したセレブリティばかり―イヴは真犯人を捕らえることができるのか!?

著者等紹介

ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ

中谷ハルナ[ナカタニハルナ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

19
安定の面白さ、in Deathシリーズ35冊目です。でも、結婚して2年ちょっとなんですけどね。最初いつもより分厚い?と思ったんですが、他の方の感想を読んでああ!と。字体が大きくなったんですね。読者層の年代を意識しているのかしら。コロンボを見ているような面白さでした。犯人自体は割り方すぐ皆さんわかると思いますが、どんどん内容の派手さは減るものの、リアルな捜査がたまりません。今回も女子たちが生き生きしていてサイコーです。イヴの相変わらずのビッチっぷりも、プリーズバディのお茶目さも。今回もめでたしめでたし。2015/11/25

寧々子

15
演じることや装うことに長けた容疑者たちを相手に、イヴが地道な捜査をする中で徐々に新たな事実を見つけ出し、犯人に迫っていくので派手さはなく、緊迫感もあまりなかったのが、ちょっと残念~ でも、自分たちに似せた役者たちを相手に尋問したり、彼らの恋愛事情も調べたりするのが居心地が悪そうで面白かった! 捜査の邪魔をしそうな相手には容赦ないイヴだけど、事件に傷つけられた相手にはさり気ない優しさを示すのがいい。 KTの兄や探偵の秘書のバービーなど、本作限りの脇役でさえも人間味にあふれ存在感があるのも良かった。 2016/01/07

あき

13
いつも、頭の中でキャスティングしながら読んでた、イブやローク、ピーボディの活躍が、話の中で映画化されるということで、イブ役のマーロ、マグナブ役のマシュー、とか、もう、読んでて訳がわからなくなってきました。ローク役の俳優が、だらしない人で、イブにこけにされて、ロークが「軽く侮辱された感じ」といちいち言うところがツボ。ロークのプレゼントもいちいちイカシテる。きらびやかな俳優たちが舞台の事件で、ゴシップ感満載なところは面白かったです。2016/02/06

Satiko Mediocre

12
35巻読了!テンポのよさはさすが!一年前に起こったアイコーヴ事件。これを題材に映画化されます。映画(実写版)撮影がハリウッドで始まります。原作は 「ナディーン・ファースト」、さすが、ナディーンって感じです(笑)ハリウッドへ招待を受けたイヴたち。その夜の夕食会でピーボディ役の女優の溺死体が発見される。自分と似た俳優たちに対するイブたちの反応が面白かった。ロークのイブに対する優しさは人間味あって、ローク様さまです。まだ、結婚して数年なのに、長年よりそったいい夫婦です。最高のロマサスをありがと~2015/07/01

ベルるるる

9
一番のお気に入りは、イブがサマーセットに捜査の頼みごとをして、サマーセットが、理由も聞かず、もちろん嫌味も言わず、即座に対応した部分。正義という事については、二人の考える正義は同じではないかもしれないけど、二人が本質の所では、わかりあってるって感じる。ロークはいつも変わらず、かっこいい! こういう長いシリーズものは、この「いつも変わらず」っていう核が大事です。2015/07/16

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