ヴィレッジブックス
潮風に殺意が漂う〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 399p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784864911467
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

警官あがりの探偵リックはフロリダに事務所を構えていた。アシスタントは、幼馴染みの美女アニー。ふたりはひょんなことから地元の犯罪王ゴードン・バーンズの信頼を得るようになる。一方、FBI捜査官のジュールズ・キャシディは、中東の大物テロリストの合衆国への密入国にバーンズの組織が関与していると考え、調査を開始していた。リックたちはジュールズに協力することにするが…。

著者等紹介

ブロックマン,スーザン[ブロックマン,スーザン] [Brockmann,Suzanne]
これまでに40作以上の作品を発表し、数々の賞を受賞しているロマンス小説の人気作家。ボストン郊外在住

阿尾正子[アオマサコ]
横浜生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eko

25
トラブルシューターシリーズも11作目。本作は6でチラッと出てきたリック(元刑事で現探偵)とその受付係で幼馴染のアニー。SEALちゃうやんトムの仲間ちゃうやんと一見地味だけど優しくて男前だし2人の過去エピソードや会話が面白い。アニー面白くて気に入った。そして何と言ってもジュールズ&ロビン祝再会!2人の交わす視線からその想いが周囲にビシバシ伝わる程。事件の行方と共に下巻が楽しみ!フォントが濃くなってる箇所がすごく多くて強調したいとこ?ここ??何か暗号?とか読んでて非常に気になったw←私だけ?(´-`)?2017/08/22

モルテン

14
泥沼×2。メインCPは元警察官と彼の幼馴染なんだけど、いえいえ、この話は再会してしまったジュールズとロビンが主役でしょう。どうしたって、この2人の行く末が気になってしまう。オープンゲイでFBIで働くジュールズが受ける差別と、クローゼットで俳優として生きるロビンの苦しさ。どっちに転んでも痛い。だから離れていようと決意したのに惹かれあってしまう。それにしてもジュールズが仕事ができてかっこよくて。彼に不可能なことはあるのか?と思えてしまう。まるで彼の上司のマックスのように。そんな彼の唯一の痛みがロビンなんだね。2018/02/05

イヴ@乗馬に夢中

14
TSS11.初めは前作の流れと違いすぎてびっくりしたけど、すごい良かった!こういうのロマサスっていうだよね、思い出したわ。リックとアニー、出会いは小さい頃、好き通しでお互いを護りたいために火花を散らす、終始ドキドキしてたよー。ジュールズとロビンも関与して仲間って感じで事件解決に挑む。下巻が楽しみで仕方ない。スーザン、読ませるね〜2018/01/05

たまきら

10
おや?彼は誰?ああ、あの一瞬出てきた感じのいい刑事さんかあ!と最初わからなかったのであとがきをチェックして…ネタバレ注意!のあとがきまで読んでしまいました。ぷっ。かわいそうに主役カップル良い人たちなのに影が薄い薄い。最低のろくでなしさんとJの顛末が気になって気になってですねえ。ホモホビアとはいえ、ペギーさん…しかも「正義のために頑張ったから」さらり。うへ~。2015/07/30

とろぷり

10
★★★★★TSSシリーズ:11。「アリッサという名の追憶」で初登場した警官(元)リックが今回のヒーロー…。いや、やはり今回のヒーローはジュールズで♪脇役も含めさまざまな視点で話が進んでいくけれど、散漫になることなくどんどんと引き込まれていく。最後は幸せになると解っていても、上巻ではまだまだ辛く切なく苦悩のジュールズ…。2014/07/03

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