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内容説明
アメリカ大手チョコレート・メーカーの令嬢、ケイド・コーリーは長年の夢を叶えるため、ひとり花の都パリへとやってきた。セクシーな黒髪をしたスター・ショコラティエ、シルヴァン・マルキの名を冠した高級ブランドを立ち上げるのだ。しかし、待っていたのは冷ややかな拒絶と嘲笑―あきらめきれないケイドはある夜、彼のレシピの秘密を盗むため、工房に忍びこむのだが…。甘くとろける大人のおとぎ話。
著者等紹介
フローランド,ローラ[フローランド,ローラ] [Florand,Laura]
ジョージア州の小さな町に生まれる。現在はアメリカの名門デューク大学でフランス語とフランス文化を教えながら、パリの街やチョコレートを題材にしたコンテンポラリー・ロマンスを数多く執筆している
高里ひろ[タカサトヒロ]
英米文学翻訳家。上智大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
30
アメリカの大手チョコレート会社の令嬢ケイドは、高級チョコを扱うためパリで1番のショコラティエ・シルヴァンに提携を申し込む。劣等感の塊だった少年時代から努力で一流となったシルヴァンは冷たく追い返す。会う度いがみ合うがどうにも気になり、お互い変な妄想ばかり。シルヴァンのツンデレ対応に振り回され、ついにレシピを盗みに工房へ忍び込む。夜な夜な工房に忍び込んではやりたい放題の彼女が妙に可愛い。ケイドが残す痕跡にムラムラ。ついにシルヴァンは…ゾクゾクする深夜の工房。国、立場、価値観あまりにも違いすぎる2人の歯車は…?2019/04/28
たまきら
21
パリのスノッブな雰囲気が伝わってくるロマンスです。アメリカのチョコレート富豪(キスチョコ・ハーシーがモデルだよね絶対。ペンシルバニアのハーシー行ったなあ!)の娘と、苦労して「世界一」のショコラティエになった男性のロマンスです。男子の屈折っぷりがすごくフランス人ぽくっておかしい。友人のパリジャン(下町で英語を教えている!)が良くパリっ子は、パリっ子じゃない!と言ってるんですが、これは自由が丘ネイティブの友人の雰囲気が寅さんみたいなのと近いのかなあ。キュンキュンくるロマンスです。面白かった!2017/05/22
あすか
10
☆4.22019/02/08
アン
8
読んでるとチョコレートが無性に食べたくなりました>w< ヒロインやってることはとんでもないことだけど、お互い好き同士だからアリなのか。シルヴァン・マルキのショコラ食べてみたい♪2015/04/01
ばんび
5
パリのお話って初めて!! ショコラ食べたくなった!! 泥棒に入るのはどうかと思うけど。。。2017/09/09