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内容説明
近未来のアメリカ合衆国。ボストンに本拠を構える医学関係の研究開発機関オーバマイヤー協会には、さまざまな超常能力を持つ人々が集っていた。目下彼らのチームの最大の目的は、人間を凶暴化させる麻薬デスティニーを製造する謎の組織の撲滅。わけあって海軍特殊部隊ＳＥＡＬを追放されたシェーンは、そのチームの一員である女性マックとひょんなことから知り合い、心を惹かれていくが…。大人気作家が満を持して贈る超大型ロマンティック・サスペンスの新シリーズ登場！
著者等紹介
ブロックマン，スーザン［ブロックマン，スーザン］ ［Ｂｒｏｃｋｍａｎｎ，Ｓｕｚａｎｎｅ］
これまでに４０作以上の作品を発表し、数々の賞を受賞しているロマンス小説の人気作家。ボストン郊外在住
田辺千幸［タナベチユキ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
17
デスティニー1作目。若さと健康を与えてくれる奇跡の麻薬デスティニーが出回る近未来のアメリカ。オーバマイヤー協会は超能力者たちを用いて薬の副作用で超常的な能力を持つ狂暴化した人々に対処していた。協会の超能力チームの一員のヒロインは人を魅了する力を使って元SEAL隊員ヒーローと関係を持つが、彼が協会で被験者になる潜在者と知ると距離を置こうとする。そんな時、希少な超能力を持つ少女がデスティニー製造組織に誘拐されて…。ヒロインが自分の力の働きを知っているだけにヒーローの気持ちを信じられないのが切ない。2021/07/09
イヴ＠乗馬に夢中
4
ブロックマンによる異能力者が活躍する新シリーズ。表紙が素敵でつい買っちゃいました。難しい設定が少し読みづらかったけど、人と人の能力の相乗効果で、能力が飛躍的にUPするという設定はとっても素敵だと思いました。話自体は面白く、テンポもよかったです。。 男×男カップルも、まぁ納得。今後のシリーズ展開に期待。 2017/03/08
みるて
2
図書館の本 読了2014/04/20
くまた
1
近未来？潜在能力者を探し出し、広範囲の脳を活性化させるプログラムによって超能力レベルを上げる研究開発機関OIのお話。『組織』が売る若さと健康が手に入る高価な麻薬「ディスティニー」は使用するうちに凶暴化した強力な超能力者に変化してしまう。薬から人々を守ろうと奮闘するOIの上位統合者3名ジョセフ、ディアズ、マックと妹を『組織』に誘拐されたアナ、OIの支援担当責任者エリオット、潜在者としてOIに参加した元SEAL隊員のショーンの恋愛と戦いが描かれる。期待していなかったけど色々盛り込んであって面白かった。一気読み2018/01/23
黒崎ディートリッヒ
1
近未来アメリカ。医療機関オーバーマイヤー研究所では超能力者たちを集め、ディスティニーという麻薬で＜ジョーカー＞と呼ばれる凶悪な存在へと、変貌した人間を狩っていた。海軍特殊部隊を追放された、元軍人でこの機関に所属することになったショーンは、機関の一員である女性マックと知り合い、一目で恋に落ちるが？！ SF+異能ロマンス。少女たちに突如目覚める異能、ポルターガイストを追いかける話。バトルシーンと同時に、ヒーローたちの心理描写が結構中心になっている物語だと思います。ロマンスですが恋愛要素はまだ少なめだった。2014/05/17
