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内容説明
ゲーム開発者のバートは、帰宅すると、自作の画期的な戦闘ゲームのテストを開始した。そのゲームで彼が戦う相手は剣を持つ邪悪な戦士。それから三十分後、バートは首を刎ねられて死んでいた…。イヴたちの調べによれば、彼の自宅はセキュリティが万全で、侵入者は皆無。そして事件の現場は密室。バートを殺したのは、もしかしてゲームの中の戦士なのか?奇怪な事件にイヴとロークが挑む!
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。J、Dは息子たちジェイソン、ダンの頭文字で、ロブはロバーツの短縮形。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
小林浩子[コバヤシヒロコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちん
16
【イヴ&ローク31作目】久しぶりに読んだイヴ&ローク。相変わらず面白いな~。事件の発想も凄いな。ホロ殺人。そして今回はロークの怪我でイヴが彼の存在を改めて考えた。二人の絆が素晴らしい。2015/01/17
寧々子
14
ホロゲームのテストプレイ中に起きた殺人を追うイヴ。 このホロゲームがリアリティあり過ぎて凄い! イヴも豪邸のホロルームで創った海で泳ぐけど、いつかホントにこんなバーチャルリアリティが作られるのかしら?!私としてはオートシェフを先に商品化して欲しい♪ 容疑者は絞られているから犯人を当てる面白みはないけれど、イヴとピーボティの掛け合いは相変わらず楽しいし、イヴとロークの夫婦のやり取りは理想の夫婦♪って感じで読み応えあります~ パーティー嫌いのイヴが親友の親友のナディーンに言った台詞には驚きと共に友情を感じた♪2014/01/09
☆kubo
14
今回はゲームに絡んだ殺人。未来にはこんなのも可能なのかなあ。不可能を除いていって最後に残ったのが真実とか、どこかのちびっこ探偵が言ってたような(笑)いつものお約束シーンも楽しめました。トリーナとの攻防は大好き。2013/10/05
けいちか
7
シリーズ31作目。これは近未来ものならではの、ゲームの世界に入り込んでの殺人事件。イヴとロークの関係、イヴと友人たちの関係が巻を重ねるごとに緊密になっていくのがわかる。2014/08/27
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
7
31作目。近未来サスペンス「らしい」一冊。ゲーム開発者がセキュリティ万全な自宅のホロルームでゲームプレイ中に殺害される。およそありえない状況のナゾ解きに、いつものようにチームダラス(民間コンサルタント含む)が挑む。イブとロークの出会いの奇跡は勿論、作を追うごとに深まる仲間や友人たちとの絆が、真犯人を追い詰め、戦うための「武器」となる。相変わらず泣かせてくれる場面も要所にあり、またすぐ続きが読みたくなる。2014/01/10