内容説明
「パリでいちばんじょうずなえかきさんをさがしにいこうね」ジョゼットはうさぎのぬいぐるみのペペットと、モンマルトルのひろばにでかけました。そこで、であったのは…
著者等紹介
ロディング，リンダ・ラヴィン［ロディング，リンダラヴィン］ ［Ｌｏｄｄｉｎｇ，Ｌｉｎｄａ Ｒａｖｉｎ］
絵本作家。アメリカ・ニューヨーク出身。ヨーロッパを転々として、現在はスウェーデンのウプサラという街で夫と娘と暮らす。アメリカのコロンビア大学バーナードカレッジを卒業し、ニューヨークでＭＢＡ（経営学修士）を取得。国連で働いている
フレッチャー，クレア［フレッチャー，クレア］ ［Ｆｌｅｔｃｈｅｒ，Ｃｌａｉｒｅ］
絵本作家、イラストレーター。イギリスのキングストン大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでグラフィックデザインと美術を学んだ。イギリスへのヘイスティングスで、アート系雑貨ショップを企画経営
なかがわちひろ［ナカガワチヒロ］
中川千尋。絵本作家、翻訳家。東京芸術大学で美学・美術史を学んだ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mntmt
22
それぞれの画家の雰囲気が出ている和訳がうまいなと思いました。2017/08/26
ケニオミ
15
家に家族一人ひとりの肖像画があるのに、ぬいぐるみのぺペットの肖像画がないことに気付いた少女。肖像画を描いてもらおうとモンマルトルへ出かけます。声をかけてもらったえかきさんにぺペットを描いてもらうのですが・・・。声をかけてきた絵描きさんが豪華絢爛！ ピカソ、ダリ、ジャガール、マチスだったかな。どの絵も意に添わずその場を後にします。う～ん、その袖に振った絵、けた外れの値が付きますよ、お嬢さん。楽しい絵本でした。2017/08/12
ヒラP＠ehon.gohon
14
とてもおしゃれな絵本です。 自分の家族の肖像画があるのに、お気に入りのぬいぐるみペペットの絵がないとばかりに、絵を描いてもらうために町に出たジョゼット。 パリの町は芸術の町ですね。 画家たちが肖像画を描いている町でジョゼットは不思議な体験をします。 いろんな芸術家がそれぞれの持ち味で、ペペットの絵を描いてくれるのですが、似ているような似てないような微妙感が面白いです。 最後はジョゼット自身が、ペペットの絵を描くことになりますが、納得の展開です。 絵を楽しむ絵本だと思います。2017/10/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『13歳からの絵本ガイド YAのための100冊』 https://bookmeter.com/books/12736537 紹介絵本。【テーマ ぐっとくるアート】 この本を含めて11冊、美術の教科担任と一緒に読みました。私には絵心がないので、アートな先生とは全く見方が違います。絵本の主人公（本当はペペットですが）ジョゼットの気持ちに、私以上に入り込んでました。美術の時間に絵や画家さんの紹介、そこに絵本も入るといいなぁ（私の野望 笑）2020/08/09
timeturner
11
楽しい！ ピカソにダリにシャガールにマティス。こんな巨匠たちに描いてもらえるなんてすごい幸運、と思うのは大人のあさましさで、大事なペペットのよさがちゃんと出ていなければ受け入れないジョゼットは偉い。クレア・フレッチャーの絵が水彩画風のタッチなので、変なパロディ画にならずにすんでいる。それにしてもあの溶けたペペットは(^^;)。2017/08/29
