内容説明
コーヒービジネスは世界戦略の縮図である。家庭焙煎のアロマと旨味であなたを覚醒させる渾身の一冊。
目次
第1章 コーヒーの歴史
第2章 コーヒーの真実を伝え、権力と戦う
第3章 NPO法人「一杯のコーヒーから地球が見える」の誕生
第4章 コーヒーの間違った常識とは?
第5章 おいしいコーヒーは家庭焙煎で
第6章 コーヒーで、もっと豊かな人生を!
著者等紹介
一宮唯雄[イチノミヤタダオ]
NPO法人「一杯のコーヒーから地球が見える」理事長。いりたてや本部一宮物産株式会社会長。20年以上前から「コーヒーは生鮮食品」を訴え、正しいコーヒーの知識や飲み方を普及するため、各地で業界初の「焙りたてコーヒー講座」を開講。2004年9月に大阪府からNPO法人の認証を受け、コーヒーだけにとどまらず、食と健康と環境をテーマとした講演など活躍の場を広げている。2009年著書『コーヒーは生鮮食品だ!』が、日本自費出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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渡"邉恵'里'
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中卒で働きに出た青年が、企業や権力の仕組みを知り、高校卒業後は営業・商売・経営などでのし上がった後、倒産。暴力団に脅されたり、借金の返済のために様々な商売を行う。その中で「いりたて」の珈琲の魅力にとりつかれ、研究した結果、世に出回る珈琲の嘘と真実を知る。誰にとっても良いものを普及するためにはじめたいりたて珈琲。家庭用焙煎の方法、珈琲の基礎知識、経済の仕組み、社会に対する意見など、特盛りの読み応え。困難に立ち向かう行動の中から次の展開が見えてくる。人はなぜ生きるか?社会はどうあるべきか?を考えさせられる。2020/09/22