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出版社内容情報
公爵令嬢リゼットは隣国の特別親善大使として臨席した友好条約式典でカイル王子と出逢う。しかしカイルの兄ニコラス王子が勘違いでリゼットを婚約者だとお披露目してしまった！貴族たちの渦巻く思惑から守ってくれたのは・・・。
内容説明
公爵令嬢リゼットは隣国との特別親善大使として臨席した友好条約式典で、カイル王子と出逢う。精悍で凛々しいカイル王子のダンスのエスコートに胸の鼓動は高まり恋心が溢れる。しかし、カイルの兄ニコラス王子が不慮の事故のせいで、リゼットを婚約者だと勘違い、大々的にお披露目してしまった！！誤解を解く間もなく宮廷で過ごすリゼット。貴族たちの渦巻く思惑の罠から守ってくれたのは…。淡い恋心を自覚したリゼットをカイルは甘く熱い愛撫で蕩けさせ―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
19
ふつうにおもしろかったです。とりあえず10冊くらい立て続けに読んだこのかたの中で今んとこ一番好き。ヒロインが割と能動的なのと、濡れ場があんまし無いのと、ヒーローがご無体キャラじゃないから。設定に無理があるといつも感じてしまうのだが、この本はヒロイン兄がおかしいくらいで他はそうでもないような気がしたから。ただ絶対的評価というよりかは、相対的評価なので、この本単独で読んで面白いかどうかは良く分からん…。頭部打撲で記憶が混乱した王子に結婚を申し込まれるヒロイン、しかし彼女が惹かれたのは弟王子の方で、てな話。2019/09/29
ぐっち
12
兄王子の記憶の混乱についていけない感がありましたが、ヒーローの弟王子のツンデレっぷりはなかなか良かったです。2015/06/27
みかち
7
ツンデレヒーローでした♥何気にヒーロー視点もちょっと入ってて、肩にもたれかかって眠るリゼットに慌てて照れてるとことか、いちいち不遜でツンな感じなのに二人して赤面する場面とかこっちが照れますｖあと、いいくるめるヒロイン兄のイケメンな裏の顔が見たいです。ヒーロー兄もあり！って思う。やさしい男気と、凛々しい男気と二種類見た気がするなぁー。お嫁さん紹介してあげて主役の物語を書いてあげてください。イラストもかわいかったです。2015/03/27
orangepeco
6
★★★★☆ キャラクターが好みだった。第一印象のシーンの挿絵がほんとうに印象的。サブキャラがいつもいいね。2015/03/26
sato
5
作家さん買い。可愛い話でほっこり。花のエピソードも自然でよかった。読めば読むほど楽しくて、二回読了。これは二回読むと味がでる話。一回目押し隠してたカイルの気持ちが見えてくるから悶える！萌えってこういうことね。ちゃんと兄を立てて自制するところはして、「まるで騎士のような」って言われてたのがよくわかる。でもリゼットの気持ちが見えてきたとたんなんとか喜ばそうと想いを伝えようとする情熱的なところがイイ。タイトルの「国王陛下のひとめぼれ」は終盤になって納得。ニコラスもユージィンも好きだから、スピンオフ書いてほしいな2015/03/29
