内容説明
海で、川で、湖で、沼で。釣り人たちの身に降り注いだ恐怖の記憶が再び。令和時代に語り継がれる22の体験談はすべてが実話であり、今日もどこかの水辺で身も凍る出来事が―。
目次
川・湖の章(釣り雑誌の鮮明すぎる心霊写真;闇から覗く白い眼;22年ぶりに再会した少女;月夜の水面から見つめるモノ;奥多摩の霊 ほか)
海の章(三陸の孤島に泊まると;旧い地名と元寇防塁跡;男女群島の怪奇現象;頭に乗せられた手;恐怖のコーポは今もまだそこに建つ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
11
とにかく1話目の「釣り雑誌に載ってしまった心霊写真の再掲」が物凄い!!!! 他は専門用語だらけ(今回書き手は釣りのプロばかり)で釣りを知らないとなかなか進まなかったが、1話目の写真だけでお腹いっぱいに震え上がった… 海の怪談の方が読み物としては読みやすかった。以前、プロの世界でデジイチ使われる以前に分野違う編集者やカメラマンと会食した際、「得体の知れないモノ、やばいモノ映り込む事は普通にある。だが、締切崩されることの方が怖い」「ブツ撮り邪魔するな!の感覚が先」とシミジミ語られたのを思い出す…フィルム時代2020/09/13
鈴川愛夏
3
#読了 怪談で久しぶりにこわいと感じる当たりの本と出会えた。2023/11/16
小心
0
幽霊に光が当たって影が出来るものかなあ。11ページの拡大写真を見ると、普通に釣竿持ってる女性参加者みたいに見える。こういうラフな格好で水の中入るものなのかどうかは知らないけど。2022/11/05