出版社内容情報
江戸時代の浮世絵師・歌川芳細(よしこま)による幻の書籍を完全再現!!
この書物、はたして本物なのか――。
昭和46年、群馬県の旧家より江戸時代に描かれた幻の書物「虚覚草紙」が発見された。
作者は歌川一門の絵師、歌川芳細(よしこま)。
そこに描かれる絵は、あまりにも現代風俗と酷似していて――
予知能力?タイムスリップ?
文学、社会学、物理学…現代の学界を論争の渦に巻き込んでいる奇書を口語訳と共に完全再現!
【著者紹介】
イラストレーター、1983年大阪生まれ。広島大学文学部卒業。和風の作品、特に人文学の知識に基づいた「本物のような」浮世絵調のものを得意とする。2012年、ネットミームの和風化パロディを作った結果、予期せず広まってしまい色々怒られる。
内容説明
これは、はたして真実なのか…。平成の時代にタイムスリップした浮世絵師が江戸時代に戻ってから描いたとされる謎の書物『虚覚草紙』が完全現代語訳で刊行。
目次
第1章 文化にまつわる話(義山龍宮にて海魚飼うこと;冬至に老神を迎へること ほか)
第2章 文明の利器にまつわる話(からくりにて登楼すること;屑吸桶のこと ほか)
第3章 女性の流行にまつわる話(竹輪菓子のはやること;蘭手茶道はやること ほか)
第4章 奇妙な未来にまつわる話(女芝居はやること;空唄はやること ほか)
第5章 子供にまつわる話(子供の町に迷い込むこと;札合戦のはやること ほか)
著者等紹介
洞田創[トダハジメ]
イラストレーター、1983年大阪生まれ。広島大学文学部卒業。和風の作品、特に人文学の知識に基づいた「本物のような」浮世絵調のものを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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HANA
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