平成うろ覺え草紙

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平成うろ覺え草紙

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864103343
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0076

出版社内容情報

江戸時代の浮世絵師・歌川芳細(よしこま)による幻の書籍を完全再現!!

この書物、はたして本物なのか――。

昭和46年、群馬県の旧家より江戸時代に描かれた幻の書物「虚覚草紙」が発見された。
作者は歌川一門の絵師、歌川芳細(よしこま)。
そこに描かれる絵は、あまりにも現代風俗と酷似していて――
予知能力?タイムスリップ?
文学、社会学、物理学…現代の学界を論争の渦に巻き込んでいる奇書を口語訳と共に完全再現!

【著者紹介】
イラストレーター、1983年大阪生まれ。広島大学文学部卒業。和風の作品、特に人文学の知識に基づいた「本物のような」浮世絵調のものを得意とする。2012年、ネットミームの和風化パロディを作った結果、予期せず広まってしまい色々怒られる。

内容説明

これは、はたして真実なのか…。平成の時代にタイムスリップした浮世絵師が江戸時代に戻ってから描いたとされる謎の書物『虚覚草紙』が完全現代語訳で刊行。

目次

第1章 文化にまつわる話(義山龍宮にて海魚飼うこと;冬至に老神を迎へること ほか)
第2章 文明の利器にまつわる話(からくりにて登楼すること;屑吸桶のこと ほか)
第3章 女性の流行にまつわる話(竹輪菓子のはやること;蘭手茶道はやること ほか)
第4章 奇妙な未来にまつわる話(女芝居はやること;空唄はやること ほか)
第5章 子供にまつわる話(子供の町に迷い込むこと;札合戦のはやること ほか)

著者等紹介

洞田創[トダハジメ]
イラストレーター、1983年大阪生まれ。広島大学文学部卒業。和風の作品、特に人文学の知識に基づいた「本物のような」浮世絵調のものを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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HANA

46
幕末の浮世絵師が平成日本にタイムスリップ、そこで見た奇っ怪な習俗をうろ覚えで描いたものの…。いやぁ、こういう遊び心満載な本、大好きです。女忠臣蔵と聞いて初めは宝塚を想像していたものの説明を見て、ああ確かに四十七人だ。とクスッとさせられたり、祭りの由緒は不明である南瓜祭とか塵吸い桶のイラストとか影が鬼のモンスターペアレントとか、読んでいて楽しくなるものばかり。ああ、もう全部紹介したいほど。最後になるまで著者の名前が書かれていないのも潔くてプラス。手元に置いておいて折に触れちょっと笑いたい、そんな一冊でした。2014/12/06

shikashika555

44
もしも現代風俗を江戸の絵師が描いたら…という楽しいお遊び本。 草紙本や黄表紙ふうのイラストに、旧かなで現代風俗の説明が書いてある。 「屑吸桶」がおもしろかった😁2022/11/10

石油監査人

14
イラストレーターの洞田創が作ったパロディ本です。江戸時代の浮世絵師が現代にタイムスリップした際の記憶を書き残した絵草紙という設定になっています。古さを醸し出すために薄茶色のざらついた紙質を用い、浮世絵風のイラストも木版画に見えるように擦れた描き方をしたりと、著者のこだわりが随所に見られます。古風な文章から、何について語っているのかを推測するのも楽しいです。例えば、「平静?の世では、一日中、明けても暮れても開いている店がある。これを、明暮屋と称す。」など、直ぐに分かってしまうものが多いのですが(笑)。2021/10/20

スプリント

10
江戸の浮世絵師が現代日本にタイムスリップし、見聞きした内容を浮世絵にしたという体裁の本です。どこかで見た風景や風物詩が浮世絵になっているのが新鮮です。説明文も洒落が効いています。2015/07/24

しき

8
おもしろい!一時間ほどで読み終わるので、皆さまにも是非読んでいただきたい一冊です。感心させられます。2014/10/19

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