目次
序章 研究史の整理と本書の課題
補論1 書評 木下聡著『中世武家官位の研究』
第1章 南北朝期における足利氏への贈位・贈官
第2章 南北朝期における武家官位の展開
第3章 大内政弘による亡父教弘への従三位贈位運動
補論2 中世後期の地域権力による武士の神格化―大内教弘の神格化と「大明神」号の獲得
第4章 大内義隆の大宰大弐任官
第5章 天文一四年、相良長唯・為清父子の官位獲得運動―地域権力における官位獲得の政策的位置
第6章 室町・戦国期の地域権力と武家官位―大内氏の場合
終章 本書の成果と武家官位論の展望
著者等紹介
山田貴司[ヤマダタカシ]
1976年、福岡県生まれ。福岡大学大学院人文科学研究科博士課程後期満期退学。博士(文学)。現在、熊本県立美術館学芸課参事。専門は中世後期から近世初期にかけての政治史・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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