出版社内容情報
小学5年生の7人は、新米教師と出会い、親や友達などの悩みを抱えつつも人間関係を育み成長していく。ジョン・アーヴィング氏絶賛。新学期。アメリカ・コネティカット州のスノウヒル小学校で、５年生になった７人は、１人の新米先生と出会う。「学校はきらいだ」「サボったってバレやしない」「ママが親友。友だちなんていらない」。そう思っていたぼくたちは、テラプト先生のユニークな授業で少しずつ変わっていく。しかし、学校が楽しい場所になりつつあった矢先、すべてを変えてしまう事件が起こった――。
ロブ・ブイエー［ロブブイエー］
著・文・その他
西田 佳子［ニシダ ヨシコ］
翻訳
内容説明
新学期。小学校５年生になった子どもたちは、新米のテラプト先生に出会う。先生のユニークな授業で、「学校はきらいだ」「友だちなんていらない」と思っていた７人の子どもたちが、少しずつ変わりはじめた…。子どもたちの心に奇跡を起こした新米先生の物語。
著者等紹介
ブイエー，ロブ［ブイエー，ロブ］ ［Ｂｕｙｅａ，Ｒｏｂ］
アメリカ・コネティカット州の小学校で、３年生および４年生を６年間教え、現在はマサチューセッツ州の高校に勤務する。担当は生物学で、レスリングの指導にもあたっている。教師として読み書きを教えるには、自分がまず読み手であり書き手であることが必要だと感じ、小説を書き始めた。『テラプト先生がいるから』はデビュー作
西田佳子［ニシダヨシコ］
東京外国語大学英米語学科卒業、英米文学翻訳家。名古屋市生まれ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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lovemys
3
子どもたちの複雑な関係がテラプト先生のお陰で解けていき、表に出せなかった色々が徐々に解消されていく。テラプト先生の言動が、さざ波のように子どもたちに影響していくのは見ていて気持ちいいけど、決定的な一撃は、なかなか複雑なものがある。物事に真剣に取り組んで、正面から対峙できたからこそ、自分なりの解決策が見つけられたのかな。クラスメイトが順繰りに語るので読みやすく、個人の心情がよく読み取れた。予定調和で、清々しすぎて、親子関係がほぼ良好過ぎるのが気になるけど、こんがらがった問題が解けていくところは気持ち良かった2021/02/13
たく
1
☆☆☆2018/05/14
