ハリー・ポッター文庫
ハリー・ポッターと謎のプリンス〈6‐3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784863891753
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「だれよりも深く不死の道へと入り込んだ」帝王の謎。ついに手に入れた最も重要な手がかり。そこには恐るべきヴォルデモートの秘密が語られていた。ハリーは勇躍、ダンブルドアと謎解きの旅へ。しかし、この旅でダンブルドアは計り知れぬ傷を負う。 そのとき、ホグワーツの上空に「闇の印」が――。急ぎ城にもどる2人を待ち受けていたものは……。

著者紹介
1965年、英国南部のチッピング・ソドベリーに生まれる。エクスター大学ではフランス語を専攻。母親の影響で6歳から物語を書き始めたが、ハリー・ポッターを書くまでは、出版を考えたことはなかった。母親を亡くした1990年に、マンチェスターからロンドンのキングズ・クロス駅に向かう汽車のなかで、突然ハリーという魔法使いの少年の構想を得たという。それから2007年までの17年をかけて完成した全7巻は、67か国語に訳され、4億冊以上を売り上げる超ベストセラーとなった。スマーティーズ賞ほか多数の文学賞を受賞し、OBE(大英帝国勲位)やレジオンドヌール章を授与されている。1巻を執筆当時、離婚したシングルマザーだったローリングは、2001年に再婚し、一男二女の母親となった。

内容説明

「だれよりも深く不死の道へと入り込んだ」帝王の謎。ついに手に入れた最も重要な手がかり。そこには恐るべきヴォルデモートの秘密が語られていた。ハリーは勇躍、ダンブルドアと謎解きの旅へ。しかし、この旅でダンブルドアは計り知れぬ傷を負う。そのとき、ボグワーツの上空に「闇の印」が―。急ぎ城にもどる2人を待ち受けていたものは…。

著者等紹介

ローリング,J.K.[ローリング,J.K.][Rowling,Joanne Kathleen]
1965年、英国南部のチッピング・ソドベリーに生まれる。エクスター大学ではフランス語を専攻。母親の影響で6歳から物語を書き始めたが、ハリー・ポッターを書くまでは、出版を考えたことはなかった。母親を亡くした1990年に、マンチェスターからロンドンのキングズ・クロス駅に向かう汽車のなかで、突然ハリーという魔法使いの少年の構想を得たという。それから2007年までの17年をかけて完成した全7巻は、67ヵ国語に訳され、4億冊以上を売り上げる超ベストセラーとなった。スマーティーズ賞ほか多数の文学賞を受賞し、OBE(大英帝国勲位)やレジオンドヌール章を授与されている。一男二女の母親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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びす男

74
魔法省はふたたび蚊帳の外。今度はホグワーツ内で、生徒が事件に巻きこまれる■不穏だった状況を決定的なものにしたのは、普段ほえ面をかいてばかりのマルフォイ。ハリーや騎士団はついにその支柱を失い、学校は閉鎖される。さて――■「暴君は、多くの虐げられた者の中から、ある日必ずだれかが立ち上がり、反撃することを認識しておるのじゃ」。亡き校長の言葉通り、彼らは勝利を導けるだろうか■完全なクロとされるスネイプ先生についても、あと一、二ひねりに期待。ダンブルドアの「頼む」は、「殺してくれ」という意味にも聞こえないだろうか?2018/08/15

Willie the Wildcat

49
憂いの篩の語るヴォルデモールの過去。血筋、そして生への異常なまでの執着心の源泉は、愛情への飢え。但し、常に不安。象徴が分霊箱。心身の乖離がハリーとの心の繋がり。”予言”の解釈も立ち位置の差異であり、支える意志も力vs.愛。一方、スネイプの孤独感が際立つ。揺れる心に垣間見える優しさ。ダンブルドアへの狂気?にも何か意味がある気がしてならない・・・。ドラコもそうだが、心、特に愛情表現の苦手な不器用な人間の虚しさが伝わる。蛇足ですが、冒頭の英国首相とファッジの噛み合うようで噛み合わない会話が微笑ましい。(笑)2015/09/20

みなみ

30
ヴォルデモートの分霊箱のことが分かり、段々とこの後の困難な道のりが分かってくる。「死に直面する戦いの場に引きずり込まれるか、頭を高く上げてその場に歩み入るかの違いなのだ。その二つの道の間には、選択の余地はほとんどないという人も、おそらくいるだろう。しかし、ダンブルドアは知っているー僕も知っている。…その二つの間は、天と地ほどに違うのだということを。」2023/08/16

Yobata

30
トムリドルの過去を辿る旅でついに見つけたヴォルデモートの力の秘密とその滅ぼし方。ダンブルドアと共にそれを退治に行くもマルフォイとスネイプがついに動き出す…。プリンス下巻。ヴォルデモートの復活と滅ぼし方とついにかの帝王の全てを知ったの引き換えにダンブルドアが逝ってしまわれた…その衝撃たるや…。両親,シリウス,そしてダンブルドアとハリーが愛し,ハリーを愛した人達がハリーを守るようにして亡くなっていくのはハリーにとっては相当堪えそうだけど、ダンブルドアとの約束でもあり,自分の運命を切り開くためでもある分霊箱の→2015/09/08

凌霄

30
ハリーの恋が実って何だか嬉しい♪やはりこの巻はダンブルドアの死が大きくのしかかって切ないです。映画で内容は知ってはいたんだけど、文章になるとまた違った哀しみが込み上げて来ました。ハリーが1人で立ち向かう…本当の闘いはこれからだ‼︎2014/09/09

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