• ポイントキャンペーン

静山社文庫
談志の落語〈4〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 390p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863890404
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0176

出版社内容情報

大好評! 立川談志の読む落語シリーズ第四弾は「幇間腹」「ねずみ穴」「死神」「黄金餠」ほか12席。全作品に家元の落語家論付き!

内容説明

どんなセコな噺でも、家元が演れば必ず面白くなる。「道具屋」「羽団扇」など12席を収録したシリーズ第四弾。

著者等紹介

立川談志[タテカワダンシ]
1936年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。十六歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。十八歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。二十七歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

36
いつ読んでも笑えます。いい加減で、喧嘩っぱやくて、下品で、自分勝手で、朝令暮改で、世の流れるままに生きる。まあ、一言で言えば、どーしょうもない連中。でも、これが人間の業であり、落語そのものです。2016/05/06

やまねっと

3
談志の速記は読んでても面白いから凄い。気に入ったのは道具屋、羽団扇、ねずみ穴。ねずみ穴は夢落ちで嫌いなのだが、ストーリーに乗せられて最後まで読んでしまう。実際落語で聴くとあまりいい気がしない。要は読んだ方が良かったということだ。2019/05/03

悠々人

3
「黄金餅」はまさに談志がいうところの人間の業そのものですね。2014/12/08

ぼっせぃー

1
「太鼓腹」「ねずみ穴」「首提灯」「三軒長屋」「黄金餅」。『これこそ人間の業の極致まで描く落語の本質を、伝統が見事に創り上げたのである。なにも、『黄金餅』のような”悪”それも〝醜悪〟といっていいくらいの情況を、笑いのうちに観客に納得させ、ある時は現実を背景にその日常の会話、行動の中に人間が頭の中で描く幻想を絞り込み、その幻想の中の人間がそこで生活をしていたり、与太郎という非生産的な行動を含めて現状を超越しているが如きの言動、そのくせ現実を認めている与太郎の凄さ。それを語る落語、つまり人間の業の肯定。』2023/01/07

OMO

1
面白さ:○   興味:○   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:×2020/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/358290
  • ご注意事項

最近チェックした商品