出版社内容情報
テレビをはじめとする各種メディアのここ20年の激変を振り返りつつ、今後のメディアのあり方を探る。メディア関係者必読の一書。本格的なデジタル・ネットワークの時代に突入し、ドッグイヤーといわれるほど技術の進歩が早い今日、マスメディアの役割も一昔前とはすっかり様変わりしている。果たして今後はどういう形態をとり、どういう役割を担うことになるのか。早稲田大学メディア文化研究所主宰「メディアの将来像を考える会」では、メディア界のキーパーソン50人を講演者・問題提起者に迎え、5年にわたって報告、討議を重ねてきた。テレビをはじめとする各種メディアのここ20年の激変を振り返りつつ、これからのメディアのあり方を探る。
メディア関係者、またメディア関連企業への就職を目指す学生必読の一書。
第1章 ネット社会におけるメディアと民主主義
第2章 ネット時代の情報読解力と表現の自由
第3章 新たな時代のメディアの公共性
第4章 ネット時代のフリーペーパーの役割
第5章 「ヤフー・ニュース」成功の要因と今後の課題
第6章 ポストモダンが導く大衆メディア「テレビ」の将来像
第7章 生活者は映像メディアとどう向き合ってきたのか?
第8章 メディアへの意識が変わる時代の構造
第9章 年表 メディアと社会はどう動いてきたか 1995年?2013年激変の軌跡
早稲田大学メディア文化研究所[ワセダダイガクメディアブンカケンキュウジョ]
編集
目次
第1章 ネット社会におけるメディアと民主主義―「ネット集合知」の活用と討論(「argument」)
第2章 ネット時代の情報読解力と表現の自由―「手書き」から「サイバー」まで
第3章 新たな時代のメディアの公共性―「世のため、人のため」への道程
第4章 ネット時代のフリーペーパーの役割―海外日刊無料紙と国内地方紙の挑戦を軸に
第5章 「ヤフー・ニュース」成功の要因と今後の課題―「利益重視」で試される編集姿勢、モバイル対応も焦点
第6章 ポストモダンが導く大衆メディア「テレビ」の将来像―大衆が不在な情報化社会におけるマスメディアのあり方
第7章 生活者は映像メディアとどう向き合ってきたのか?―テレビの隆盛と劣勢の背景
第8章 メディアへの意識が変わる時代の構造―メッセージの受容を促進させるための新しい動き
第9章 メディアと社会はどう動いてきたか―1995年~2013年 激変の軌跡