ヴィレッジブックス
緑の死線で抱かれて〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863323926
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

爆弾テロで死んだ女性は、ジーナのパスポートを持っていたが、ジーナではなかった。しかし、ジーナがハンブルクにいたのは確かだった。彼女の行方を探すマックスは、彼女が友人の女性モリー・アンダーソンと行動を共にしており、二人とも何者かに誘拐されたらしいことを突き止める。そんな折、マックスの前にあらわれたのは、かつてモリーと恋仲だった闇商人のデイヴィッド・ジョーンズ。ジョーンズによれば、ジーナたちはインドネシアに連れ去られたという。マックスとジョーンズ、そしてマックスの部下ジュールズは、急遽インドネシアに飛んだ!―。

著者等紹介

ブロックマン,スーザン[ブロックマン,スーザン][Brockmann,Suzanne]
これまでに40作以上の作品を発表し、数々の賞を受賞しているロマンス小説の人気作家。ボストン郊外在住

阿尾正子[アオマサコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eko

28
うわー終わったー最終幕手に汗握ったーこのシリーズすごい。1作目からノンストップで読んできたけど毎回ちゃ〜んと面白くて唸る。ジーナ&マックス/モリー&ジョーンズの似ていないようで色々似ている私的お気に入りカップルの会話もとことん楽しんだし、ジュールズ!共々命がけの活躍でほんとに良くやった良く生きたと褒めてあげたい。ヒロイン2人のここぞという時の強さがかっこ良かった!マックスが知らぬ間に自ら課した精神的呪縛から開放されて嬉しい。次作以降この2組のその後が語られるのを期待。さあ次♪2017/08/02

モルテン

14
トラブルシューターズ・シリーズ9作目。読了して理解した。マックスは自分の手に負える範囲を完璧に制御しようとしていたんだ。仕事でも、人間関係でも。それは、相手を愛すれば愛するほど激しく制御しようと思ってしまう。だけど、「他者」は制御できるものではない。「他者」や「環境」はいつだって不完全で予測不可能だ。だからマックスはジーナから逃げた。ラスト、マックスはジーナという予測不可能な「他者」を受け入れた。「それは運命だ」という理由をもって。完璧ではない世界に身をゆだねることにしたんだね。ジーナへの愛ゆえに。2017/01/05

たまきら

13
後半はさらにスピード感が増してあっという間に読み終えました。面白かった!…ジュールズの活躍が最高です。あのろくでなしの再登場が楽しみだな~。2015/07/26

choco

12
下巻は時間軸が通常に戻り、マックスとジュールズとジョーンズがインドネシアに向かうところから。話がどんどんと深みにはまり、助かる可能性が少なくなる構成は読みごたえありました。ジョーンズの帰国は泣けますし、マックスもようやく素直に愛情を表現できるようになってくる様子にはやられます。この2カップルは乗り越えなきゃならなかった年数多すぎ大賞ですね。でも最高でした♪2015/12/30

とろぷり

11
★★★★★TSSシリーズ:9。いつ結ばれるのかと気になっていたお気に入りの2組のカップルもさることながら、ジュールズも大活躍。ユーモアも愛もスリルも詰まりようやくマックスも幸せを掴むことができましたw何度読んでも安定の面白さ♪再読。2015/07/28

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