ヴィレッジブックス
ピザマンの事件簿〈2〉犯人捜しはつらいよ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 424p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863323230
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

テリーは、ムショから出たあとピザ屋のデリバリーをしながら生活を立て直しつつあった。心機一転、こだわりの長髪をばっさりと切り、本業の大工仕事に大幅に復帰。“スミティのバー”の改装に汗を流していた。ある日の早朝、テリーらの住むトレーラー・パークで事件が起き、ある男が殺された。妻のメリールーがべろべろに酔っ払ったあげく、銃を持ってその場に居合わせたため容疑者として捕まってしまう。メリールーは最低のばか女ではあるが、人を殺すような女ではない。何か特別な事情があるにちがいない。真犯人を捜すべく男テリーとその仲間がふたたび立ちあがる!男気と人情味あふれる痛快ミステリー。

著者等紹介

フォークス,L.T.[フォークス,L.T.][Fawkes,L.T.]
オハイオ在住ということしかわからない謎の作家

鈴木恵[スズキメグミ]
早稲田大学第一文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うまる

26
【ピザ特集②】続編。相変わらず仕事と友情が熱くて面白かったです。めがね拭く所や、あだ名が定着しない設定が、忘れずに入っていたのが嬉しいです。ミステリ的には、そんな真相かいって感じでしたが、他の部分が楽しいので満足感。表紙が何で3人なのかなと思っていたけど、なるほどそういうことでしたか。ジョンが弾けてきたし、どんどん良いチームになっているのに、続きが読めないのが残念です。続きが出ないのは、ピザ屋じゃなくなったからなのかな。せっかくなら3作読みたかったです。2023/11/23

nirokuya

16
ガテン系マッチョ兄さん探偵団再び。謎解きがメインの話ではないのは1作目で解っているので、今回は冒頭から素直に舞台のアメリカの田舎町オハイオ州スペンサーへ入っていけた。今回の発端はテリーの元妻(書類上はまだ妻)メリールーの引っ越しから。正体を無くす程に酩酊した彼女が殺人事件に巻き込まれ、基本的に人のいいテリーは彼女の無実を晴らすのと身を守る為に事件の事を調べ始める。前回あまり良い印象の無かった人達を見る目が変わったり、そういうことになるんだ!と軽く驚かされたりで楽しく読めた。2011/11/26

Radwynn

14
ピザマンじゃなくなってるw まだ翻訳されていない3作目には『ピザマンの~』ってタイトル付けられないよねww 今回事件に巻き込まれたのは主人公テリーの元妻メリールー、だからと云う訳じゃないけど(いやもちろんそれもあるんだろうけど)前回よりも"事件"との絡みが多い。テリーたちの仕事や食事、パーティの様子等の日常描写ももちろん楽しいのだけど、自主捜査活動が前作より自然に思える。あとレンアイなネタが鬱陶しくないのは描写が即物的だからだろうかw 3作目も翻訳されないかなあ〜読みたいなあ〜2011/12/23

Jinny

13
テリーは本当にいい仲間がいてうらやましい。仲間たちと捜査を進めていくところが、なんとなくハーディー・ボーイズを思い出させる。フランクやジョーみたいに探偵業のエリート(?)じゃないんだけど・・・ グラフが子供の頃にゲイをバカにするような発言をした時、それをたしなめた父親のスミティの言葉が心に残る。ピザマンはやめて本業の大工に専念するみたいだけど、続編の翻訳は出ないかな~ 2014/01/17

ハルト

11
読了:○ 気のいい仲間たちとのやりとりが、友達最高!という感じで、読んでいていいなあとうきうきしてくる。ミステリとしてでなく、若者たちの青春ものとして好きでした。2013/10/30

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