ヴィレッジブックス
炎の山稜を越えて〈2〉―アウトランダー〈18〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 578p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863322110
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

秋、ウィスキー造りの季節になった。数週間ぶりにジェイミーとリッジのわが家に戻ったロジャーは家族の無事に安堵を覚えずにはいられなかった。行き道に遭遇した無残に奪われた幼い命のことがずっと頭から離れなかったのだ。何者かによる相次ぐ悪質な焼き打ち事件は、誰の心にも不穏な影を落としていた。そんななかリッジでも見過ごすことのできない気がかりな問題が…。ブリアナが打ち明けたマーサリについてのある心配事―。事情を聞き、真相を確かめるべく妊娠中の彼女に会いに向かったクレア。だがそこで、思いもよらぬ怖ろしい事態に巻き込まれてしまう―。

著者等紹介

ガバルドン,ダイアナ[ガバルドン,ダイアナ][Gabaldon,Diana]
アリゾナ州に生まれ育ち、現在も家族とともに住んでいる。動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号を取得、大学教授として長年教鞭をとる。アメリカをはじめ、世界各国で大ベストセラーを記録しているアウトランダー・シリーズの著者

加藤洋子[カトウヨウコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

43
物語に於いて作者は全知全能の神とはいえ、この巻では無慈悲な面を見せる。再読なのに張り詰めて肩凝る。2018/01/19

こばまり

32
またもや怯む程の暴力に満ち、ジェットコースターのように翻弄される巻でした。「男ってなんて美しいのだろう」とガバルドン先生の思いそのままの一文を見つけて頬が緩みました。2015/03/29

veri

12
はー。まさかこんなことになるとはなー。この手の話は辛いというか胸にずっっしりと居座って離れなくなってしまう。同じ行為なのにまったく別のもの。愛、慰め、暴力。あと概念?2014/11/09

いっちん

7
【アウトランダー18作目】かなり衝撃的で痛ましい事件。酷い事されたのにクレアの立ち直りが早すぎない?と思ってしまう。そしてマーサリもまた悲しい結果に。産後の事はあまり詳しく語られていないけど、どうなったんだろう。2015/11/15

ネフェルティア

6
まさかクレアの身にこんな事が起きるとは思わなかった。クレアの感情、ジェイミーの気持ち、様々な感情と気持ちが伝わってきて、読んでてあまりの辛さに泣きたくなった。アウトランダーを読んでいると、様々な感情が溢れだす。ちょっとしたユーモアにクスリと笑い、過酷な運命に涙したり苦しみを感じたり、激しい苛立ちを感じたり。こんなに心揺さぶられる作品は他にない。2011/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/426283
  • ご注意事項