ヴィレッジブックス
燃ゆる十字架のもとに〈1〉―アウトランダー〈13〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 598p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784863320116
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1770年の秋、ノース・カロライナでは植民地のハイランダーが盛大な集会を催していた。最終日の今日は、結婚式や子供たちの洗礼式がとり行われる。愛息ジェミーを授かったブリアナ、二人のためにこの時代にとどまったロジャー。クレアとジェイミーは悲劇を乗り越え、婚礼の日を迎えた彼らの幸せを強く願わずにはいられなかった。しかし、折しもイギリス本国が頻発する植民地側の暴動の鎮圧に乗り出し、クレアたちはその渦中に呑み込まれていく…。『時の旅人クレア』『ジェイミーの墓標』『時の彼方の再会』『妖精の丘にふたたび』につづく待望のシリーズ、いよいよ登場。

著者等紹介

ガバルドン,ダイアナ[ガバルドン,ダイアナ][Gabaldon,Diana]
アリゾナ州に生まれ育ち、現在も家族とともに住んでいる。動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号を取得、大学教授として長年教鞭をとる

加藤洋子[カトウヨウコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

47
自給自足の暮らしのこまごまとした描写に胸躍り、熟年カップルの相手を思いやる愛のしぐさに頰緩む。凍える通勤路のお伴に再読。2017/12/06

こばまり

31
噎せ返る程濃厚に描かれたノースカロライナ開拓民の生活。しかも590強のページを割いて、1770年から1772年までのたった2年分です。時代は独立戦争に向かい、きな臭さを増しています。嗚呼、すっかり大河ドラマの奔流に飲み込まれてしまった私。それにしてもつくづく、D.ガバルドンは自然と男性についての描写が素晴らしいと溜め息。きっと先生にとって二大“愛でる対象”なのでしょう。2014/08/16

veri

13
やっと読めた「燃ゆる十字架のもとに」 今回は感想が難しい。穏やかに見える日常に、無数の小さな出来事がある。無関係に見えるそれぞれが全て繋がった時、事態は既に手に負えない、意思をもって動き出す命あるものになる。人が動かしているようで、それは全く人の手によらないものに思える。誰かに、何かにというべきなのかは分からないけれど、それは常に動かされる。今巻は序章に過ぎないので何が起きるか全く分からないけれど、きっとジェイミーとクレアは大丈夫。きっと。2014/10/13

noémi

7
スコットランドから、当時英国領だったサウスカロライナに入植したのに、また問題が持ち上がる…。それはジェイミーが押出といい、器量といい頭目としてして人望があるから。ご苦労様です。 1巻目は初々しい青年だった彼も、今や孫を持つ身。 ストーリーはココらへんまで来ると、どうでも良くなってきて、非常に惹かれるのは、新大陸での暮らしぶり。スコットランドから持ってきた伝統や習慣、宗教観のかずかず。それをインディアンを始め、周りの人々とどう調和させていくのか。興味津々で次巻へ。2020/03/24

mmaki

6
アメリカの大自然のなかでの生活が、「大草原の小さな家」シリーズを彷彿とさせてなんとなく懐かしい(ローラが生まれるのはここから100年後くらいだけど)。スコットランド、フランス、アメリカ…それぞれの生活や風俗、習慣や環境の違いを読むのもこのシリーズの楽しみのひとつ。2016/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/509641
  • ご注意事項