内容説明
文武両道に秀で、義に厚く、越後の戦国大名から米沢藩初代藩主となる上杉景勝を一貫して支えた智将・直江兼続。内政・外交に縦横無尽の活躍をし、秀吉・家康等からも一目置かれた直江城州の波乱に満ちた生涯を、数多の史料に拠り精緻な学際的姿勢でたどり、一般人にも分かりやすく解説。著者の該博な知識と兼続に対する畏敬の念によって纏め上げられた本書は、従来不朽の名著との評高く、まさに直江兼続伝の決定版。戦国史研究・郷土史研究等に必携の書。翻刻史料多数、巻末に年譜付。
目次
兼続の生立及びその一生
兼続と文事
兼続と武事
上杉氏の民政
徳川家康の会津征伐
兼続と本多正信及び本多政重
兼続と米沢
兼続の信仰
兼続の逸事
新発田征伐、佐渡平定
上杉氏と大阪陣
樋口家系譜
直江家系譜及び兼続とその家庭
著者等紹介
木村徳衛[キムラトクエ]
医学博士、郷土史家。新潟県に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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