内容説明
江戸の恋愛小説「春色梅児誉美」が現代に伝える、恋の“粋”(いき)。為永春水が記し、江戸の女性に広く読まれた人情本には、現代の恋愛事情へのヒントが詰まっていた。恋の演技、恋のかけひき、嫉妬の仕方―15の“恋の作法”をわかりやすく解説。
目次
初級編 愛情表現と嫉妬の作法(目と目で通じ合う仲―再会から始まる物語;思い過ごしも恋のうち―嫉妬の本質;もうひとつの再会―恋人未満の二人 ほか)
中級編 恋の演技、バトルの作法(恋の深まり―嫉妬には嫉妬で;恋を演じる者の恋―大人の余裕;めぐり逢い―大人同士の恋 ほか)
上級編 窮地を越える「意気地」の作法(リスクの中に勝利あり―逆転する立場;ラブシーンを武器に―最大の復讐;心の転機―広い心が相手の心を動かす ほか)
著者等紹介
井上泰至[イノウエヤスシ]
1961年生まれ。防衛大学校人間文化学科准教授。江戸文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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