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内容説明
変化の波に溺れて自分を見失わないために、リーダーたちはあえて立ち上まる。物事をうまく進める「マネジャー」から人々を人格で導く「リーダー」へ飛躍を成し遂げるための力とは―。100人以上のリーダーとの対話から生まれた、先の見えない時代を生き抜くリーダーシップ論。
目次
第1章 立ち止まるということ(先へ進むために立ち止まる―逆説的リーダーシップ;経験知から学ぶ ほか)
第2章 自己を育む(全人的リーダーになる;すべては自己認識から ほか)
第3章 他者を育む(いたわりと励ましのバランスをとる;やりすぎない ほか)
第4章 イノベーションを育む(イノベータの共通点;目的意識はイノベーションの栄養源 ほか)
著者等紹介
キャッシュマン,ケヴィン[キャッシュマン,ケヴィン] [Cashman,Kevin]
コーン・フェリー・インターナショナルのシニア・パートナー。これまで60か国以上のCEOおよびエグゼクティブに対してコーチングを行った実績を持つ
樋口武志[ヒグチタケシ]
1985年福岡生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。2011年まで株式会社東北新社に勤務。現在、早稲田大学大学院在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
9
【ふむふむ】タイトル通りの一冊○高いパフォーマンスを示す人々は、普通のパフォーマンスの人々よりもはるかにしっかりとした自己認識を持っていた。○チームに対する一番の不満は何か・行動や振る舞いをどう改善してほしいか・改善するには何を変える必要があるか・改善するには自分自身の何を変える必要があるか○「ビル、君は良く見られたいのか?それとも、変化を生み出したいのか?」○マネジャーは結果を出すためにシステムやプロセスをコントロールする。リーダーは革新的な成長を遂げるためにやりがいや目的意識を育てる(kindle)2014/12/05
uta
4
並のリーダーと偉大なリーダーを分ける3つの能力「自己認識」「セルフマネジメント」「共感」2019/10/12
さと
4
イノベーションについて「立ち止まり」という視点で論じた良書。マネージャとリーダのロール対比が興味深く、次の一文に尽きる。「マネジメントの効率性は、より効率的により速く成果を求めることであり、リーダーシップの卓越性は、立ち止まることで複雑さを明確さに変え、違った方法をとることである。複雑度が低いときはマネジメントを行い、複雑度が高い環境ではリードしよう」。 2017/06/04
角山 貴信
3
ページ数の割にかなーり読みづらかったです。事例もちょっと具体性にかけていて、あまりお勧めできないかな?ただ、「走り続ければいいわけじゃない」ということを理解するには役立ちますし、そういう考えの人に新しい視点を持ってもらう意味では、読んでもらうといいかも。購入よりは図書館とかで済ませられるとそっちがいいレベルかなと、個人的には思いました。ちなみに、「読む」というよりは、「学ぶ」に重点をおいているとみると、十分に教科書にはなると思います。手に取るときの心構えしだいかな。2014/09/16
vintage like
2
様々なリーダーシップ論の本を読んで来たが、この本は深い。現代社会はスピードと行動が求められ、絶えず変化し要求の多いVUCAの時代。リーダーたるものは立ち止り、内省し、一歩引く。そして未来を切り開くためには、イノベーションの7つの実践。それらのメッセージに静かに昂ぶる自分がいる。2016/10/26




