内容説明
子どもたちに何が起こっているのか―心の専門家である著者が、いきいきした未来への取り組みを語る。
目次
第1章 ここまできた子どもたちの現状(「少年A」は何を問いかけていたのか;「いのちはリセットできる」という誤解 ほか)
第2章 死と生を見つめる子どもたち(「心の危機」から生まれる創造性;子どもたちも「存在の根源問題」に直面する ほか)
第3章 見えなくなってきた心の「窓」(限界が来た「窓」論;「暴力の全否定」が暴力を呼ぶ ほか)
第4章 心の流れを蘇らせるために(薄れゆく「自然との関わり」;「カワンセラー」が目指すもの ほか)
著者等紹介
山中康裕[ヤマナカヤスヒロ]
1941年、名古屋市生まれ。京都大学名誉教授・京都ヘルメス研究所長・医学博士・第19期日本学術会議会員・カウンセラー。1966年名古屋市立大学医学部医学科卒業、1971年同大学院医学研究科博士課程修了。職歴:名古屋市立大学医学部助手、同講師、南山大学文学部助教授、京都大学教育学部助教授、教授、同教育学研究科長・学部長を経て退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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