ベストセラーはもういらない―ニューヨーク生まれ 返本ゼロの出版社

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電書あり

ベストセラーはもういらない―ニューヨーク生まれ 返本ゼロの出版社

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862398505
  • NDC分類 023.53
  • Cコード C0036

出版社内容情報

【目次(抜粋)】
・アメリカの出版システム
・百年前のフェイクニュース
・パブリッシング・インスティチュート
・バーニー・ロセット
・出版人アルフレッド・クノッフとの戦い
・直接販売の勝利
・書店のビジネスモデル
・ORブックスの組織
・返本ゼロのビジネスモデル
・メディアと読者へのアプローチ

【著者情報】
秦 隆司(はた たかし)
1953年東京生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、記者、編集者を経てニューヨークで独立。1996年にアメリカ文学専門誌『アメリカン・ブックジャム』創刊。2012年アメリカン・ブックジャムのeBook版、eブックジャムの第1弾、第2弾をボイジャー社より出版。2018年『スロー・トレインに乗っていこう』を電子版として復刊。アメリカの政治ニュースを追うポリティカル・ジャンキーでもある。

【ジョン・オークスについて】
1961年ニューヨーク生まれ。2009年に返本ゼロを目指して事業展開する新興出版社ORブックス(OR Books)をコリン・ロビンソンと共同で創業。 創業以前には、バーニー・ロセットの伝説的出版社グローブ・プレスで働いた後、フォー・ウォールズ・エイト・ウィンドウズ社(4W8W)の共同経営者として1987年から7年間働き、その後10年間アバロン・パブリッシング・グループに売却するまでディレクターとして同社の舵取りを行った。

内容説明

生き残るための出版マネージメントとは?ジャーナリスト秦隆司が作り手側から見た出版の世界を描くノンフィクション。“出版は「完全に死んでいる」”とデジタルによる出版の変革を論考した『マニフェスト 本の未来』で語ったJ・オークス。ニューヨークで彼は友人と出版社ORブックスを経営している。秦はORブックスの実態、アメリカの新聞や出版の歴史を例に、出版社が生き残るための鍵を解き明かす。

目次

第1章 チェルシーの朝
第2章 ニューヨークが呼んでいる
第3章 グレート・ジャーナリズム
第4章 パリの異邦人
第5章 伝説のグローブ・プレス
第6章 返本のない出版社
第7章 ORブックスの誕生と成長

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

20
タイトルが中身を適切に表していない気が…。ジョン・オークスという編集者から切り取ったアメリカメディア史。チャタレイ裁判がアメリカでもあったことを知る。オークスは今書店を経由しない直販オンリーの出版社をやっているとのこと。出版流通システムの問題点は日米で共通点があるようだ。2022/10/31

Yuko

6
出版業界に纏わるエピソード、時代の変遷やニューヨークの雰囲気も楽しめる。 ジョン・オークス氏のNY Timesとのつながりや、NY Timesがどのように発展してきたかの記述もとても興味深かった。 長年旧態依然としていた出版業界が、今まさに変わろうとしていく様は、悲観ばかりではない希望が見えるような心持ちになった。 2019/04/01

qoop

6
親子三代でアメリカの出版業に関わってきた編集者を取材し、出版事情の変遷を追いながら現在の状況を考察、これからのあり得べき業態を探る一冊。デジタル/オンデマンドに活路を見出した経緯を聞き取りながら著者自身の思いを重ねていく。かつて「アメリカン・ブックジャム」誌の編集長を務めていた著者。熱心とは云えないながら同誌の読者だったので、ふわっとした読み心地ながらいつのまにか問題の芯に切り込んでいる著者の文章を懐かしく、一面で新鮮さを感じつつ読んだ。翻訳文学の受難期である今、またああした雑誌を読みたいな。2019/02/04

スプリント

5
ORブックスよりもニューヨーク・タイムズの歴史の方に興味が惹かれた。でも返品ゼロは素晴らしい。2019/03/31

かづ

3
タイトルと装丁の良さに買った本。中身はタイトル通りってよりはニューヨークを拠点とする出版業界とある出版社についての話。たぶん著者の中ではタイトルと中身が繋がってるんだと思うけど、そのあたりはわたしの教養不足。新聞、雑誌、本の編集が、アメリカでどうなされているのかを垣間見ることができたかと。著作権のあたりは面白かったなあ。2019/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13397294
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。