内容説明
ご馳走テイクアウトと風景のマリアージュ。春は菜の花と本まぐろ、夏は海辺でうなぎ重、秋は紅葉に寿司、冬はツリーと北京ダック。その土地の名店でお持ち帰りして、眺めのいい場所を探し、風に吹かれてゴハンを食べて、東京を感じる。
目次
1月 上野の枯蓮
2月 井の頭の梅見
3月 代官山の花見
4月 汐留の菜の花
5月 日比谷の青葉
6月 田園調布の紫陽花
7月 台場の浜遊び
8月 王子の滝見
9月 向島・秋の七草
10月 駒込・薔薇の洋館
11月 後楽園の紅葉
12月 新宿の聖誕祭
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
68
あらフランス語😊aller pique-niquerという。井の頭公園は本当に超オススメ!!!一日中ボーっとしていられる。お弁当持ってね!おしゃべりも楽しい。汐留の菜の花は「いちめんのなのはな」の詩を彷彿とさせる。東京は狭い面積の中に美しい風景やらを閉じ込めていて凄いなと思う。公園も多くていいですよね!!!2023/07/11
♪みどりpiyopiyo♪
39
ピクニックが大好きです♪ 東京で気軽にピクニック いいよね♡ ■季節に合せて電車で行ける公園へ。近隣の美味しい物を買って、敷物や食器、お茶も調和を考えて。心も荷物も身軽です。■例えば、1月は不忍池の枯蓮を眺めに。井泉のカツサンドと三色サンド、鳥つねの親子丼、老舗の豆大福。麻色の風呂敷を敷き、漆のお皿と黒文字と温かい緑茶も用意して。■代官山の桜、汐留の菜の花、日比谷の青葉、田園調布の紫陽花、台場の浜遊び、王子の滝見、向島・秋の七草、駒込・薔薇の洋館、など。どの日も穏やかに過ぎるのでした♡(2008年)(→続2017/01/17
ちゃんいー
8
外国人の著者かと思ったら日本人の散歩夫婦だって!だけどよく見たらときどき女がすり替わってる…外で毛布を敷いて食べるごはんのワクワクした感じは大好きで真似したいところばかりです。しかし撮影隊を引き連れているだろうけど2人にしては食べ物買いすぎで見てるだけでおなかいっぱいになってしまった。親子丼とカツサンドと大福…そんなに食べれない!2009/10/29
まいまい
5
都内をピクニックしようという趣旨の本。季節ごとに分けて各地の公園と近隣の飲食店を紹介しています。どのお店もお洒落で素敵!カトラリーや雑貨にこだわるとより、雰囲気ある空間を演出できるのですね。ピクニックはなんとなく春の印象がありましたが、四季折々好きな時期を愛でればいいということが分かり、目から鱗でした。ピクニック行きたい!2014/08/10
エムコ
5
「その公園がいちばん輝く季節にすばらしい風景のなかで その土地いちばんの名物を食べたい。」というコンセプトのもと、毎月1回、東京のどこかでピクニック。プロジェドランディという夫婦ユニットが手がけた本書は、甘々になりそうな企画なのにマジメかつリアルな文体で◎。購入したフードのお店情報、周辺地図も載っていてこれまた親切。notほっこり系お散歩ガイド本としてオススメ。2010/10/21
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- 和書
- トシコ、母になる。