内容説明
岩倉使節団と共にフランスに留学。帰国後ルソー『民約論』を翻訳・紹介、自由民権運動に絶大な影響を与える。民権派の新聞に健筆を揮い、終生野に在って藩閥政治を厳しく糾弾。独自の唯物史観に貫かれた波瀾の生涯を周密に描く渾身の書き下ろし歴史小説。８５０枚。
著者等紹介
岳真也［ガクシンヤ］
１９４７年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院社会学研究科修了。６６年、学生作家としてデビュー。現在、西武文理大学客員教授。法政大学講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kamabonz
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兆民は在野にあってこそ輝く人物なのでしょうが、生臭い政治活動もしていたあたり、本当は官途につきたかったのかな〜とちょっと思ったりして。 土佐の人は維新の雄藩だったにもかかわらず官職に恵まれなかった面も会ったので、兆民もその受け皿になったのだと思いますが、できればしっかりとした庇護者のもとで行政などで活躍してもらいたかったです。 しかり、女遊びがこんなに激しい人とは思わなかったな〜2014/10/04
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