内容説明
“外国人三人組犯行説”の真偽を問う!!―事件は「外国人三人組の犯行」などではない。意外にも犯人は、被害者・宮沢さん方の近くで保護者とともに暮らし、夕夜をパソコンとスケートボードで過ごす「半ば病める孤独な若者」だった。
目次
プロローグ 「外国人三人組による犯行」説を問う
第1章 大晦日の大惨事
第2章 犯行の異常な様態
第3章 遺留品が語る意外な事実
第4章 どこに潜む?惨殺犯
第5章 半ば病める若者の肖像
エピローグ 破綻した「外国人三人組による犯行」説―斉藤寅著『世田谷一家殺人事件』批判
著者等紹介
山元泰生[ヤマモトタイセイ]
フリージャーナリスト。(社)日本ペンクラブ会員。NPO法人・日本モンゴル親善協会理事。1941年(昭和16年)6月12日、朝鮮・京城(現在のソウル)に生まれる。4歳時に敗戦のため家族とともに引揚げ、宮崎県延岡市で暮らす。県立延岡高校卒業、早稲田大学第一文学部仏文科に学ぶ。(株)国際図書、(株)サイマル出版会に編集者として勤務ののち、1969年27歳でフリーライターに転じ、『週刊ポスト』誌記者15年。その後、月刊誌、週刊誌、スポーツ紙などで、主に国際問題や社会事件などの取材・執筆にあたる。特にロス疑惑事件、トリカブト事件、オウム真理教事件を始め、数多くの難事件の真相究明に尽力。TVや新聞、雑誌などでレポートした内外の事件は、殺人事件だけでもおよそ1000件に及ぶ。その間、訪れた国は米国、旧ソビエト(ロシア)を始め中国、韓国、モンゴル、フィリピン、ベトナム、エチオピアなどおよそ30か国。ソビエト社会主義体制の崩壊、湾岸戦争、北朝鮮による拉致事件、アフガン・イラク戦争、さらに国際的な麻薬問題、外国人犯罪の実態などについても精力的な論陣を張った。また特にモンゴルについては、この10数年のあいだに16回にわたって同国を訪問。NPO法人「日本モンゴル親善協会」の理事の1人として、人事交流や植林事業、祝祭イベントの実施などに尽力してきた。1995年からは8年間にわたり日本ジャーナリスト専門学校講師(非常勤)を勤め、2003年には(社)日本ペンクラブ会員になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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