赤毛のゾラ〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860953034
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8097

内容説明

ゾラと仲間たちは正義感いっぱい。かつての街の英雄、義賊ウスコックを名乗り弱い者いじめをするやつは相手かまわずこらしめる。しかし、ある事件をきっかけに市長や警察から追われることになり―。

著者等紹介

ヘルト,クルト[ヘルト,クルト][Held,Kurt]
1897~1959。ドイツ東部イエーナ生まれの児童文学作家、詩人。本名Kurt Kl¨aber。1933年にナチス政権の弾圧を逃れ、スイスへ移住。スイス市民権を得る1948年まで執筆活動を禁じられたため、クルト・ヘルトの偽名を使う

酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。和光大学表現学部教授。児童文学を中心に現代ドイツの文学の翻訳紹介をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

15
彼等を救いたいと思ってくれる大人がいてよかった。2022/01/08

さとこ

5
子どもながらの稚拙な行動にげんなり来る所もあるけれど、子どもならではの澄んだ心が溢れていた。ズラータはあれで良かったのかな・・。2014/06/26

Margate

5
この苦行(内容も読むという行為自体も)は いつまで続くのだろう?もう投げ出そうかな と何度も思った 児童書ですが文字は細かく 上下巻合わせると800ページ近い 逆境の中で生きなければならない子どもたちの サバイバル生活を描いているのに 子どもたち自身が明るいので救われる 大人たちのズルさ(見て見ぬふり)に イラッとするけれど ズルくない大人もいてホッとする 少ーーしずつ;面白くなってきたので良かった 赤毛のゾラは実在した女の子であり リンドグレーンの「長くつ下のピッピ」のモデルだと いわれているそうです2009/08/17

ようこ

5
子どもたちが生き生きとしているのはわかる。たぶんいい話なのだろう。でも、子どもたちに共感したり一緒に楽しめない何かがある。読みやすい本なのに。どうして共感して楽しめないんだろう。2009/05/13

ぱせり

4
陰になり日向になり彼らを助け、味方する大人たちは、町の実力者やそのとりまきたちに、ごっそりと搾取される側だ。権力者や警官たちをだしぬき、なにものにもしばられず、策略を練り、やりたいことをやりたいようにやってのける彼らに、喝采してしまう。物語には終わりがあるが、ゾラとともに「ウスコックは不滅」と叫びたい。2022/11/06

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