図形・空間の意味がわかる―数学の風景が見える

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860640316
  • NDC分類 414
  • Cコード C3041

内容説明

本書では、「生活に役立つ豆知識」より、「生活にも役立つ、考え方」に重点を置いている。その根底には「真実は何か」を追求するギリシャ精神―「根拠」を重んじ、自由に考える精神がある。数学の中で直感的に最もわかりやすいのは幾何学であり、歴史的にも「根拠を問う」ギリシャ的精神が最初に成功したのは幾何学であった。そして、私たちの現代生活を支えている科学技術の基礎には幾何学を含む数学がある。だから幾何学と、その誕生について、ある程度の理解をもっていることは、「ものごとを論理的に、自由に考える」上で、きっと役に立ってくるはず。

目次

第1章 幾何学はじめの一歩(見ればわかる(幾何学以前)
なぜ?どうして? ほか)
第2章 平面図形(三角形;長方形 ほか)
第3章 空間図形(舞台は平面から空間に;空間の中の図形―実物で体感 ほか)
第4章 解析幾何学(座標の発明;直線の式 ほか)
第5章 幾何学玉手箱(4次元図形とは;射影幾何 ほか)

著者等紹介

野崎昭弘[ノザキアキヒロ]
1936年生まれ。1959年東京大学理学部数学科卒業。東京大学、山梨大学、国際基督教大学を経て、現在は大妻女子大学教授。数学教育協議会委員長

何森仁[イズモリヒトシ]
1945年生まれ。1970年横浜市立大学文理学部数学科卒業。会社員、私立高校教諭、塾講師等を経て、現在は大学講師、盈進学園理事長。数学教育協議会会員

伊藤潤一[イトウジュンイチ]
1947年生まれ。1970年岩手大学教育学部数学科卒業。岩手県立の高校教諭として、年輪を重ね、現在は県立平舘高等学校教諭。数学教育協議会会員

小沢健一[オザワケンイチ]
1942年生まれ。1964年東京教育大学理学部数学科卒業。いくつかの都立高校教諭を36年間勤め、その後私立の東野高等学校校長を勤めた。前数学教育協議会委員長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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渓流

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ピタゴラムを作りたくて。2011/06/22

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