内容説明
「ディベートとは何か」から、ディベートの進め方、よいディベートのコツ、実際の試合の様子まで、これ1冊ですべてわかる。
目次
基礎知識編 ディベートとは何か
実践編1 論題を設定し、持論展開の準備をする
実践編2 ディベートの試合ですること
技術編 知的基礎体力を高める知識&スキル
再現編 論題「日本は酒をすべて対面販売にすべし」
活用編 ディベートの力を養い、試し、活用する
著者等紹介
西部直樹[ニシベナオキ]
有限会社N&Sラーニング代表取締役。1958年北海道生まれ。81年札幌大学外国語学部卒業。広告制作会社、作家個人事務所などを経て、90年株式会社マネージメント開発研究所入社。ディベート講師として、年間50回以上の研修を行う。94年同社退社。N&Sラーニング代表取締役に就任。現在、企業の社員、官庁・自治体の職員を対象として、ディベート、プレゼンテーション、傾聴技術、メンタルタフネスなどのコミュニケーションスキルやメンタルヘルスの各種研修を行っている。全国教室ディベート連盟常任理事、産業カウンセラー、日本論理療法学会論理療法士、東京都立つばさ総合高等学校非常勤講師、お茶の水女子大学非常勤講師、山形大学非常勤講師、金城学院大学非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tsuka
8
本によって、立論の仕方が違う。論理的に構成するには変わりないが、多少戸惑う。実際例を多くみて、複数例からエッセンスを吸収し、自分なりの方法を持つ事を第一の目標としてみる。2021/03/03
ナツ
1
こんど職場研修としてディベートをやってみようという話になったが、経験者が私くらいしかなく説明する必要があるため、読んでみた。「はじめての」とつくだけあって、ディベートの目的、やり方、具体例など分かりやすく書かれてあるうえ、ディベートを行う上で必要なロジカルシンキングやプレゼンテーションにも言及してあり、使える。まさに実用きっとであった。2009/12/12
montebrank
0
ディベートというのはどういうものなのか、と言うのが分かる。遊びのような物であって、こんな物で議論が上手にはならないと思うかもしれないが、本書の主張では、「型に当てはめて行う事によって、議論の基礎能力を底上げする。」と述べられている。 テーマによって展開が異なるなど、細かい説明もあったものの、実際にやってみなければ本当に理解する事は出来ないだろう。