内容説明
本書は、古事記に掛けた謎を、国土の地理で実証し、文献で検証した、「古事記の謎解きの書」です。
目次
天武天皇と稗田阿礼の出会い
天武天皇が「高天原三神の説話」に掛けた「二つの謎」の発見が元で、「(1)高天原三神の説話と、(2)大王はの歌」がドッキングして、甦る「古語の諷歌・倒語」。
太安万侶が「(1)古事記の序の記録・(2)日本書紀の神武元年の記録と、(3)日本書紀の天武十年の記録」に掛けた「謎」が、「三記録の、合わせ読み」で解けて、甦る「天武天皇が決定した、古事記撰録の基本方針」。
太安万侶が、「古事記の序の記録」に掛けた「謎」。
太安万侶が、「日本書紀の神武元年の記録」にかけた「謎」。
太安万侶が、日本書紀の「天武十年の記録」に掛けた「謎」。
太安万侶(こと柿本人麿)が万葉の、「打つ田に稗の歌」に掛けた「謎」。
天武天皇が、「古事記創案」の「高天原三神の説話」の中の、「高天原」に、特別に、掛けた「謎」。
「古事記の中・下巻の説話二十一」の「謎の解き方」〔ほか〕
著者等紹介
江戸勲[エドイサオ]
ペンネーム なぎさタケル。大正9年つくば市・筑波山麓で誕生。昭和13年茨城県立下妻中学校卒業。昭和15年茨城師範学校二部卒業。茨城県筑波郡北条小学校奉職。昭和16年教員の身分で陸軍に入営北支・ビルマに転戦、内地へ還送の後大阪の要地防空部隊要員として服務中に終戦・教員に復帰。昭和27年筑波郡板橋中学校教頭。昭和43年筑波郡伊奈・谷和原村組合立谷原中学校長。昭和55年筑波町立小田小学校長を定年退職、退職後ライフワークとして「古事記の謎解き」に遊び、現在に至る。著書に「筑波の風土に潜む三十一の謎」(第一法規)、「古事記ってなに?上」(筑波書林)
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