内容説明
ある日突然、僕は父子家庭になった。たった一人で子供を育てた十三年間。実話にもとづく壮絶なライフヒストリー。人生投稿サイト「STORYS.JP」で1万人の心を震わせた愛と絶望の物語、ついに書籍化!原作開発プロジェクト“ノンフィクション部門”特別賞受賞。
著者等紹介
朝田寅介[アサダトラスケ]
1974年茨城県生まれ。二児の父。2016年、10年間にわたるたった一人での子育て経験を綴った手記を人生投稿サイト「STORY.JP」で発表。大きな反響を呼び、第3回カタリエ特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nana
79
シングルファーザーの奮闘記。読んでいて辛い場面あり。2020/09/19
ヒデミン@もも
33
タイトルも表紙も綺麗なんだけど。文章は上手い。2022/06/11
だいごろう
15
父子家庭の物凄く泣きそうになるようなお父さんが家庭や子育ての話を書いてるんだけど、本当に読んでたら辛くなる内容で何処までこんな生活が続くんだろうかと心が痛くて閉じてしまいそうな一冊でした。2020/07/22
おーくら
4
男の子2人を育てる父子家庭の実話。子どもと3人助け合って乗り越えていくって内容かと思ってたら、これでもかってくらい試練が積み重なっていって救いが全然なくて読んでいて胃が痛くなったけど、なんとかハッピーエンドぽく終って良かった。3人とも体に気をつけて健やかに過ごして欲しいと思う2021/01/22
櫻
2
8歳と5歳の子どもを抱えたパパの奮闘記。 実話だからこその不安定感が漂っている。 家族とは縁が薄いとあるが一軒家に住み家賃もなし、たぶん固定資産税もなし。それだけでも恵まれている。 必死に子育てしてきたことは十二分に伝わるが、 なぜ子どもたちに家事をさせないのか?手伝ってとヘルプを出さないのか…と悶々としてしまう。 読了後、ブログをのぞいたら息子さん達が笑顔で写っていた。それだけが救い。 2020/08/29